2005年05月29日

ハンドアウトを配らない理由

 以前は配布したことがあるのだが、原則として今はハンドアウトを配らない。板書したもの、あるいはパワーポイントのスライドのうち、各自必要だと思ったことをノートにとるように言っている。
 もちろん学生からは苦情が来る。答えはこうだ。
 「漢字の学習も兼ねている!」
 実際、多くの学生が漢字を正しく書けない。まあ、そう言っている教員の方もときどき怪しいことがあるのだけれど、だからといって学生が書けないことを正当化できないし、許していいことにならない。
 
 何でこの記事を書き始めたかというと、学生から勧められた映画について検索していたら、結構人気のあるサイトが出てきて、その内容に感心して見ていたのだが、下の方に「サイトについて」とあったからだ。これはもちろん「」が正しい。せっかく人気があるサイトなのに残念だ。この間違いは他のサイトでもよく見かける。
 学生の答案でも「幣害」が多い。もちろんワープロなら「幣害」というミスは起こさない(私のATOK17では「へいさいと」は「弊サイト」以外に変換されないのだが、誤変換の方々はMS-IMEを使っているのだろうか?)のだから、ハンドアウトを配布せよという学生がいるかもしれない。それならばこんな例はどうだろう。
続きを読む
posted by Prof.T at 22:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

早慶戦の思い出

 帰ってきて、テレビをつけてチャネルを回していたら早慶戦をやっている。
 小学生、中学生の頃に見たときには、「ずいぶんおじさんたちがやっているな」という印象だった(お兄さんたちがやっているのが高校野球)が、気がつけば「子供たちが頑張っているな」という感じで、いや本当に年をとった。

 その昔、われわれが入学したときは早慶戦がまたまた過熱していたときで、神宮球場への泊まり込み、試合後の歌舞伎町での騒動が問題になっていた。私は泊まり込みはしなかったように記憶しているが、試合後の歌舞伎町での騒ぎには参加した。試合が終わって、仲間と新宿まで歩き、飲んでコマ劇場の前に行ったら大騒ぎになっていた。
 当時、コマ劇場前には池があり、みんなそこに入ったり、投げ入れられたりして、あたりは水浸しになっていた。電柱に上るものもいた。
 若き私も調子に乗って、仲間を池に放り込んでいたのだが、とうとう私の手足が数人につかまえられるときが来た。
 手足をとられ、勢いよく空中に投げ出された瞬間、「これは夢だ」と思ったが、そんなことはなくしっかり現実だったから、およそ1秒後にはずぶ濡れになっていた。
続きを読む
posted by Prof.T at 15:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 昔の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

出かけよう

 昨日は結局一歩も家を出なかった。今日は外出しよう。
 もともと一日家にいることは好きではなく、一度は外へ出ていることを常としていたのだが、最近はそうでもないことが多い。年なのだろうか?

 とりあえず大きな書店に行って、あれやこれや書棚を眺めてこようと思う。たとえ買わなくても、いろいろな分野の本を眺め刺激を得ることも大事なインプット作業である。
posted by Prof.T at 10:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

眠くなる授業

 というわけで、私の授業は眠くなる授業のようだ。
 一般に、眠くなる授業は内容がつまらないからだ、退屈だからだと言われ、否定的に評価される。果たしてそうか?

 眠くなる授業というのはそれほど悪い授業ではないと思っている。もちろん眠くなるのだから、文句のつけようのないすばらしい授業、受講している学生が感動してやまない授業ではない。もっともそういう授業があるとは思わない。少なくとも小、中、高、予備校、大、院、留学と、普通の人よりも長く学生生活を経験した私であるけれども、そういう授業に出合ったことはない。

 コンサートに行った場合を考えよう。感動的なコンサート、すばらしい演奏(こういったものにはめったに遭遇しないけれども)、これは最後まで寝ないで聞き惚れる。
 他方で、途中でイライラしてくるコンサートがある。間延びした演奏、音量に乏しいオケ等々、聞いているのが嫌になってきて、寝ることさえできない、一刻も早くその場を離れたくなってくる。
 一番多いのが眠くなる演奏だ。これはもちろん名演ではない、だからといってイライラしてその場を離れたくなることもない。そう考える間もなく、寝入ってしまうからだ。感動は与えないが、オケは心地よく響き、睡眠を誘う。もちろん起きたあとで、何で寝てしまったのかと反省するのだが、毎回、毎回、感動を呼ぶ名演を聞くことなどあり得ないのだから、それはそれでよしとすべきである。眠くなる演奏は感動を与えることはないという点では退屈な演奏だが、眠りを誘う、心地よい演奏なのである。

 というわけで、眠くなる授業も少なくとも学生がイライラしない、聞き入っているうちに眠くなる心地よい授業なのである。

 続きを読む
posted by Prof.T at 09:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

眠る学生

 睡眠をとることは疲労回復になるいいことなのだが、なにも授業中にとる必要はない。とはいえ、実際にはほぼ毎時限眠る学生を見ることになる。
 微笑ましいのは、一生懸命ノートをとっていた学生が、気力はあるのだが、眠気に耐えきれずこっくり、こっくりしている姿だ。鉛筆はしっかり握って、離さない、そこに、授業を聞かなければ、ノートをとらなければ、という意志が感じられる。が、力尽きた・・・
 見苦しいのは、授業を聞き続けることを早々に放棄して、上半身を机に投げ出している姿だ。両手を枕にしているのはまだしも、前に投げ出して、横面を机に押しつけて、場合によっては、口を半ば開けて、よだれを垂らしている・・・

 私の場合、基本的に寝ている学生を起こすことはしない。例外はノイズを出している場合である。これは回りの学生に迷惑だからだ。
 それに授業中に寝てしまう学生の多くは自己嫌悪に陥るからね。ノートがブヨブヨになっていたりする場合もあるし、おでこを赤くして「私は授業中に寝ていました」とみんなに知らせて歩くことになる場合もある。こっそり寝ていたつもりなのに(見えているけどね)、教師にバレバレになるし。
 というわけで、基本的に寝ている学生のことは気にしないのだが、
続きを読む
posted by Prof.T at 07:23| Comment(4) | TrackBack(1) | 学生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

昨日のインプット

 先ほど起床。結局、昨日一番インプットしたものは睡眠だった。ひたすら眠かったので、ひたすら寝た。身体が睡眠を欲しているので仕方がない。これがダラダラとテレビを見たり、ネットであちらこちらのサイトを見て一日を過ごしたのなら、自己嫌悪に陥るのだが、睡眠の場合はそういうことにはならない。睡眠は明日の活力の源だからだ。
 何となくやる気が出なくて結局ダラダラ、ブラブラ、一日を無駄に過ごして自己嫌悪に陥る学生が多い。「やっぱり、俺はダメだ」、「どうせ私は落ちこぼれだわ」などと考えたりするのだが、多くの場合、対処が間違っていて、無駄に自己嫌悪に陥っている。

続きを読む
posted by Prof.T at 06:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。