2005年06月19日

指導教授と研究テーマ

 大学院に進んで研究をするといっても、自由に研究するわけではない。指導教授の指導のもとに研究をすることになる。

 指導教授の指導は、人によってさまざまだが、研究テーマの選択については大きく2つのタイプに分けられると思う。1つは研究テーマを学生に自由に選択させるタイプ、もう1つは研究テーマを指示、指定するタイプである。

 私の指導教授は前者で、研究テーマを学生に提示して、これをやりなさい、あれをやりなさいということはなかった。研究テーマについて相談しても、「結局、君が何をやりたいかによる」といったことになる。学生の自由にまかせるから自由タイプといえるし、干渉しないという意味では放任タイプともいえる。

 他方で、研究テーマを学生に提示して、これを研究しなさい、この中から選びなさいというタイプもある。積極的に指導するので、指導タイプといえるが、干渉タイプとも言える。

 どちらにもプラス、マイナスがあるのだが、いずれにしても学生は不満を持つことが多い。自由タイプの指導教授についた場合は「指導してくれない」とこぼし、指導タイプの指導教授についた場合は「自由に研究させてくれない」と不平を言うことになりがちである。
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大学院へ進むということ

 昨日の共同研究の打ち合わせが始まる前、この共同研究の母体となっている研究会の月例会の話になった。先月の月例会の報告が何とも・・・という話である。私は出席しなかったのだが、出席者の話によると、よく調べてあるが、問題意識が希薄、報告者の関心がわからない、ということのようだ。報告者は博士後期課程の学生らしいのだが、こういう話、批判はよく聞く。

 大学院へ進むということは、もっと勉強したいという意思の表れである。しかし、修士課程を終えて、博士後期課程へ進むということになれば、研究者の道を志していることになる。すでに研究者の卵である。彼、彼女に求められるのは、勉強ではなく、研究である。
 研究者である、研究を行うということは、自分の専門の領域をもつということでもある。そこにおいて、最新の知見を提出しなければならない。それは新しい情報であったり、新しい見方である。社会科学においては一般に新しい情報を提供することは難しいから、新しい見方を提供することが求められる。今までの研究を丹念に追いかけ、それらが見落としていた論点を拾い上げ、新しい解釈、理論を提出する。うまく行くかどうか、やってみなければわからないこともある。空振りに終わることもある。しかし、仮に新しい解釈が提出されなくて、見落としていた論点を指摘するに止まっても、研究者の問題意識がはっきりしていると、それなりの成果として読者を引きつけることはある。成果は出ていない、荒削りだが、面白いということになる。他方で、単にこれまでの研究を整理して、こうなっていますというのは、評価されない。それは勉強であって、研究ではないからだ。

 先月の報告者も大要以上のことを理解していなかったようなのだが、一方で同情に値する事情もあるという。
 
posted by Prof.T at 14:01| Comment(0) | TrackBack(1) | 研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

教育実習は順調なようだ

 教育実習に行っている学生がブログに書き込んでいる。順調に進んでいるようだ。苦楽をともにする同じ実習生とは飲みに出かけたらしい。生徒とも仲良くなって、すでに別れの寂しさを予感しているようだ。あとわずかな実習期間を充実して過ごして欲しい。
 ゼミ生にも、彼の生徒たちにも、貴重で素敵な「青春」の1コマとして欲しい。
posted by Prof.T at 12:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 学生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

よく寝た・・・

 11時になったので起床。久しぶりによく寝た。11時間ぐらい寝たようだ。7時過ぎから何度か目が覚めたが、2度寝、3度寝は、平気でできるので、そのまま寝てしまった。今日は何の用事もないので、慌てて起きる必要もない。普段、授業がある日はどうしても睡眠不足になりがちなので、週末に補う意味もある。たっぷり寝たおかげで、右腕も今日は痛くない!
 さて、午後は書店巡りにでも出かけるか。
 
posted by Prof.T at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月18日

ようやく帰宅・・・

 3時から始まった研究会が終わったのは6時。
 各自、研究計画を発表し、他のメンバーからいろいろ質問、注文を受ける。
 私の場合も、やや広めにテーマを設定をしたために、もっとテーマを絞るべきだとの意見が出される。異議はない。おかげで、テーマ設定のヒントをもらえた。

 その後、今後のスケジュールを話し合う。9月下旬と来年1月に合宿形式で研究会を行うことになった。私は9月に途中経過を報告することになった。先延ばしをしても、さほど進展はしないはず。だったら、先にやってしまった方がいい。

 研究会終了後、最寄り駅そばの中華料理屋で懇親会。料理と紹興酒がうまい。
 話が弾んで、2次会に行くことに。女性メンバーは全員帰り、男性メンバーだけで、ショットバーに。研究の話、業界裏話、文化論、社会論等々、話は多岐に渡り、刺激的。私はギネス、ラム、ジンと3杯飲んだ。
 10時になったので、会計をして解散。

 楽しい研究会だった。
posted by Prof.T at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

出かけよう!

 文献リストをとりあえず作成。不十分だが、きりがないのも事実。

 私の担当する部分の計画概要を考える。自分では面白いと思うのだが、メンバーにどのように評価されるか、楽しみでもあり、怖くもある。
 他のメンバーの計画概要を聞くのも楽しみ。科研費による共同研究で、締切が設定されているため、研究をとにかく進めていかなければならない。2年後には成果を出さなくてはならない。大変だが、やりがいもある。
posted by Prof.T at 14:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「語法」の違い

 同じ業界にいても、出身大学、指導教授によって、研究の仕方やアプローチが異なることが多い。同じ言葉であっても、語法が異なるようなものである。このような違いは、研究会での報告の仕方にも現れる。

 私の指導教授は、研究指導における報告は30分以内を良しとした。聞き手の集中力が続くのは30分程度だからだ。レジュメはA4で1枚程度な簡単なものにポイントだけを箇条書きにして、その代わり、聞き手がノートを取るべきであると考え、そう指導していた。

 ところが今も参加している研究会の1つは、最低1時間報告しなければならない。また詳細なレジュメを用意するのことを良しとする。レジュメはA4なら最低4枚、10枚くらいに及ぶこともある(A4版2枚をB4版1枚に縮小コピーして配布することが多い)。かなり詳細なレジュメを説明しながら報告し、時間を少々オーバーするのが良いとされる。

 私としては指導教授と一緒の研究会では要約的に、もう一つの研究会ではなるべく詳細な報告を心がける。もっとも前者の場合は時間をオーバーし、後者の場合は時間が余ることが多い。私が両者の中間形態を良いと考えているからかもしれない。
 
posted by Prof.T at 11:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

批判とドタキャン

 研究会に行くと、報告者に舌鋒鋭い質問をする研究者がいる。報告の要点を的確につかみ、その問題点、欠落点を厳しく指摘する。研究書を次から次へ読み、博識で、その上、頭の回転が速いからたまらない。報告者は、質問に窮して、立ち往生してしまう。研究会に行って、そういう研究者がいると、報告する前から戦々恐々である。
 「こんにちは、お久しぶりです」などと挨拶しても、笑顔はこわばっている。

 けれども、そういう研究者が業績を上げているかというとそうでもなかったりする。批判が鋭いわりには、あるいは批判が鋭いゆえに、報告を引き受けることは少ない。
 一度そういう研究者の一人が報告をすることになったのだが、報告をドタキャンすることがあった。まあ、他にも報告者がいたので、参加者は無駄足を踏むことはなかったのだが、その研究者の久しぶりの報告を楽しみにしていたものが多かっただけに残念だった。体調不良だということであったが、真相は知らない。

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posted by Prof.T at 09:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 業界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

右腕が痛い・・・

 昨晩は早々に力尽きる・・・

 先ほど起床したら、右腕が痛い・・・右手首が腱鞘炎気味で、右肘は昔からテニス・エルボー気味で、昨日の夜、どちらも痛みを覚えて、それで早めに寝たのだが・・・
 起きたら、右肩も痛い・・・
 まったく動かせないわけではないし、パソコンは打てるので、まあいいか。

 コーヒーを飲んで目を覚まして、文献リスト作りに励むことにしよう。

posted by Prof.T at 04:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月17日

帰宅した・・・

 1時から始まった最初の会議、2時55分まで。
 3時から始まった次の会議、6時5分まで。

 疲れた・・・

 大学を出るときに、2つの会議に一緒に出ていた年配の同僚に、
 「いや〜、疲れますね。」と声をかけたら、
 「今日の会議はいいですよ。」と言われた。
 「はい?」

 彼が出た水曜日のある会議は、意見の対立が高じて、怒声が飛び交っていたという・・・

 7時に知り合いと会って、お茶を飲みながら、いろいろと話す。その後、食事をして、帰宅。ちゃんとアルコール抜き!

 さて、文献リストの作成だ!
posted by Prof.T at 22:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

便利なソフト

 ワープロ専用機を買ってから、20年近くになる。PCを使うようになってから、15年ぐらいになる。その間、かなりの量のファイルをつくってきた。初期のものはフロッピーに保存していたが、ハードディスク容量が飛躍的に増えてからは、一切をハードディスクに保存している。もちろん定期的にバックアップは取っている。今、ハードディスクをのぞいたら、あるフォルダにあった一番古いファイルは、1993年7月5日21時27分のテキストファイルだった。MS-DOSの時代だから、英字8字でファイル名がつけられている。別のフォルダを見たら、もう少し古いファイルがあるかもしれない。
 こういうファイルの山の中から目的のファイルを探すのは大変だ。それで最近便利に使っているのが、Googleのデスクトップ検索だ。概要はこちら
 実はさっきもあるファイルを探していたのだが、保存先のフォルダを間違えていたようで、見つからなかったのだが、デスクトップ検索ですぐに発見することができた。最初にインデックスをつくるのに時間がかかるが、一度インデックスをつくってしまえば、検索時間はあっという間である(今、適当に思いついた言葉で検索してみたら、約20件を1.20秒で検索し終えた)。便利に使っているソフトである。
posted by Prof.T at 11:35| Comment(0) | TrackBack(0) | PC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日の予定

 午前中は文献リストの作業を行うことにする。
 午後は会議が2つ。
 2つめの3時からの会議が長引きそう。6時には終わっていると思うのだが、そのあと知り合いに会うことになっているのだが、待ち合わせの時間は念のため7時にしておいた。文献リスト作りを夜もしなければならないだろうから、アルコール抜きで食事だけにしておこう。
posted by Prof.T at 09:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

返信

 メールを送って10分ほどしたら、学部長から返事が来た。
 「了解しました」と書いてあった。
posted by Prof.T at 07:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

メールを送った・・・

 推薦状をようやく書き上げ、学部長にメールで送った。

 この推薦状によれば、私は大要以下のような教員である。

教育、研究ともにすぐれた成果を上げている学部の将来を担う期待の教員である。斬新な改革のアイデアを次々に出している。年代に関係なく、教員各層から人望を集めている。責任感に溢れ、リーダーシップを発揮している。正当と考えることは権威を恐れず主張するが、他の主張にも耳を傾ける協調性を有し、非を認めるのにやぶさかでない柔軟性をもつ。


 学部長には、「うまく書けなかったので、修正をお願いします」と伝えた。
posted by Prof.T at 07:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

確認事項

 「この科目の担当者は誰でしょうか」という文章の下に、顔写真がいくつかあって選択させるという試験問題が、どこかの大学の学期末試験で出されたという話を聞いたことがある。本当にあった話か、どうか、真偽は定かではない。伝説の試験問題である。
 もっとも、学生の中には、1度も授業に出席したことがない学生がいるので、科目担当者の顔を知らないものがいても不思議ではない。

 不思議なのは、科目担当者の名前を知らない、覚えていない学生が、結構いることである。試験問題に教員名を書く欄があると、かなりの数の学生が未記入である。どこの誰だか知らない人の科目を取ったことになる。知らない人の話を一生懸命聞いて、ノートを取っていたのだろうか?
 自分の試験で試験監督をしているときに、教員名を書いていない学生を見つける。答案を指さして、記入するように促すと、困った顔をする。さすがに恥ずかしそうな顔をする。周りの学生に「誰?」なんて聞いたりする。
 「減点!」と言うと、
 「教えてください!」と来る。

 教えない。

 試験前に自分が履修している科目の担当者の氏名はせめて確認しておきたい。
 科目名を間違えて記入している学生もいる。これも失礼な話であるが、「私は一体何を話してきたのだろうか」と担当者をがっかりさせることにもなるので、注意したい。
posted by Prof.T at 03:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月16日

参った・・・

 学部長からメールが来た。ファイルが添付してある。

 ある件で学部長が推薦状を書いていただく算段になっている。添付ファイルは、その推薦状である。
 自分で書いて欲しい、強調してほしいことが記入して返送せよ、とメール本文にある。表現等は気にしないで、自由に記入せよとある。あとで学部長が修正するからである。

 添付ファイルを開く。記入欄の4分の3が空白である・・・
 
 これ、丸投げではないですか?

 まあ、推薦状をお願いすると、「書いて欲しいことがあれば言ってほしい」ということは、よくあることだ。自分で推薦状を書いてもってこいという場合もある。相手は字句を若干修正して、清書して署名、捺印するだけということはある。

  だから、「書いて欲しいことを記入して返送せよ」というのはいい。たとえ、4分の1しか記入していなくても、それはいい。

 しかし、締切が明日というのは、参った。一連の書類は学部長経由で提出するのだが、その提出締め切り日が明日なのだ!

 そんなこと、急に言われても無理です!とは言えない・・・、自分の首を絞めることになる・・・。

 というわけで、これから自分の推薦状を書くという作業に取りかからなければならない。

posted by Prof.T at 21:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 業界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

授業終了

 今日も無事に授業終了。ホッと一息ついているところ。2年ゼミも今日は開始時に全員揃った。
 試験問題も提出。未習の部分も出題してあるので、あと2回で終えなければいけない。

 さて、休憩したら、まずは土曜日の研究会で提出する文献リストをつくってしまおう。 

 
posted by Prof.T at 16:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

出かけよう

 さて出かけよう。
 1限は先ほど書いた英語を読む練習。2限は普通の講義。試験範囲のことを考えると、少々スピードアップしなければいけない。とにかく問題をつくってしまったので、そこまで到達しないといけない。
 3限はゼミ、今日は寝坊はないだろうな・・・

 ちなみに今日は、麦とろの日だそうだ。616の語呂合わせ。朝いち430の中田有紀さんと山本舞衣子アナの会話で知った。

 そう聞くと、麦とろを食べたくなってきませんか?
posted by Prof.T at 06:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

英語を読む

 今日の1年生向けの入門的な授業では、専門書を英語で読む練習をする。といっても、難しいことをやろうとするのではない。
 以前書いたように、うちの学生は英語ができない。しかし、ある程度の英語力がないと、専門書が読めない。他方で、専門書を読むためには、英語力だけでなく、専門的な知識も必要である。日本語で書いてあっても、経済学の本がすらすら読めるわけではないし、哲学の本は眠りを誘うだけだったりする。語学力と専門的な知識の両方があって、はじめて専門書が読めるのだが、このことを理解していない学生は多い。英語ができれば、より広い、深い知識を身につけることができる。しかし、そのためには日本語である程度の知識を身につけておくことが必要である。

 英語を勉強しましょう、同時に専門の勉強もしっかりやりましょう、ということを理解させるのが、今日の授業の目的である。
posted by Prof.T at 05:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日は早起き

 昨夜は夕食を食べたあと、9時頃目を閉じてみたら、さっきまで寝てた。

 さあ、寝ようとして寝ると、寝つきが悪く、また途中で目が覚めることが多い。ところが、10分ほど休憩、といった感じで目をつぶると、朝まで熟睡・・・。部屋は明るいまま、テレビもつけたまま。昔は、自己嫌悪を覚えて、目覚めも悪かったが、最近では開き直って、というか、逆にぐっすり寝るつもりで軽く目を閉じてみる、休憩のふりをしてしっかり寝るというよくわからない寝方をしている。

 ともあれ、今日の授業の準備をささっとしてしまって、原稿に取りかかろう。
posted by Prof.T at 03:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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