2005年06月02日

試験の様式(2)

 前の記事で、「(3)あらかじめ問題を教えない、かつ参照不可(参考文献の持ち込み不可)というパタンは、私がもっとも経験したパタンであるが、これは採用しない」と書いた。

 なぜか?
 1つには、この形式だと大学によっては、正しく評価できない答案が続出するからである。つまり、白紙か白紙に近い答案ばかりで、成績がつけられない。もちろんかなりの答案を不合格にすることは可能だが、果たしてそれでいいのか、教育がきちんと行われているのかという疑問、批判が寄せられる。
 また大学によっては、受講学生の成績が正規分布に近くなるよう求めてくることがある。全員が白紙に近い答案を書いてきた場合、大学の求めに応じた成績評価は無理である。あるいはかなりの学生に下駄をはかせる必要がある。これは正しい成績評価ではない。

 そもそも、この形式の試験だと、「難しい」、「無理だ」と最初から試験を受けない、つまりその科目を捨てる学生がかなり出る。卒業に必要な単位数が124-130単位程度で、1年間に50単位程度履修登録が可能だから、ちょっと難しい、面倒だと思った科目は簡単に放棄できるのである。登録している学生が100人であったとしても、実際に試験を受けるのは80人、70人などということがある(50人ということあり得るだろう)。学生は単位の取りやすい科目へと流れていくのである。それでいいのだろうか?
posted by Prof.T at 21:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

試験の様式(1)

 私が学部学生時代、教員は試験についてあまり情報をくれなかったような気がする。まあ、20年以上の前のことだから、本当はキチンと情報をくれていたのかもしれないが、だいたいが最終授業でほんの少し説明するだけだったような気がする。
 私の場合は試験の情報を彼らよりはるかに提供しているつもりである。もっとも「つもり」だから、学生は「全然」と言うかもしれない。

 私の場合、試験の様式は大きく2つのパタンに分けられる。
(1)あらかじめ問題は教えない、ただし参照可(参考文献の持ち込み可)。
(2)あらかじめいくつか問題を教え、その中から出題。ただし参照不可(参考文献の持ち込み不可)。

 以上の2パタンを科目の性格(専門科目か教養科目か)、配当学年(1年配当科目か3年配当科目か)などを勘案して使い分けている。

(3)あらかじめ問題を教えない、かつ参照不可(参考文献の持ち込み不可)というパタンは、私がもっとも経験したパタンであるが、これは採用しない。

 なお少人数の科目で学生の顔と名前が一致しているような場合は、レポートにすることが多い。また、普段からレポート等を頻繁に課している授業は、これらの提出率、内容および出席率を勘案して評価する。
posted by Prof.T at 17:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今週も終わった

 本日の業務終了。ということで、今週も終わった。明日は夕方打ち合わせがあるけれど、これはかなり気楽なもの。
 というわけで、喫茶店でしばし休憩して、買い物をして帰ることにする。
posted by Prof.T at 16:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

教育実習の季節

 先々週あたりから学生が「教育実習で欠席します」と届け出てくる。教育実習の季節となった。
 出席を取っていないので届け出ても意味はないのだが、「しっかり頑張りなさい」と声はかける。

 中学生、高校生の前で、授業をするドキドキ、ワクワク体験は、学生にとっていい経験になるだろう。
 授業準備の大変だということ、授業をする難しさ、わかっている(と思っている)ことを人に伝える難しさ(結局わかっていなかったということがわかったりする)を体験してきなさい。
 教師に見えないと思って、こっそり内職をしていたり、寝ていたり、ノートにいたずら書きしている生徒を見てきなさい。「こっそり」は生徒側の思い違いで教壇からは丸見えだということを見て来なさい(大学の教室でも同じなのだよ)。

 教育実習に行く学生にもう一つ言っていること。

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posted by Prof.T at 06:02| Comment(2) | TrackBack(0) | メッセージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

起床

 3時半に起きようと思っていたのだが、30分ほど寝過ごした。
 まずは今日の授業準備を済ませてしまおう。
posted by Prof.T at 04:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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