2005年07月16日

11と12

 数の話なら、英語も結構おもしろい。

 10進法なのに、11はeleven、12をtwelveだ。13から19までは、「3と10」とか「9と10」という表し方をするのに、11と12は9や10と同じわけだ。
 ところが、語源を調べると、これが10進法に従っているのだから、おもしろい。
 手元のプログレッシブ英和中辞典(第3版)によれば、elevenの語源の説明は以下のようになっている。
古英語endleofan「残った一つ」.10数えたあと,残った一つ目は11.手の指は10本しかないため10本以上は残りとなる.
同様に、twelveの語源も次のように説明されている。
古英語twelfe (twe2+-lfed残された)=10数えて残り2.


 elevenやtwelveに疑問を持たないのなら、フランス語にだけとくにこだわる必要もないだろう。
 それにしても、いろいろ調べてみると、おもしろい。
posted by Prof.T at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

四つの20と11

 都知事のフランス語に関する発言が波紋を呼んでいる。昨日は、フランス語賠償訴訟、石原都知事が反論の記事のように、都知事の反論が報道された。

 asahi.comの記事にあるように、フランスのフランス語では「91」は「四つの20と11」とする。記事にはないが、「71」は「60と11」である。

 確認しておきたいのは、現代フランスでは10進法を採用しているから、91も71もフランス人に観念されているということである。したがって数え方がおかしいわけではない。読み方が日本人の感覚からすれば独特のように思えるだけである。

 都知事の発言は、いくつかのニュースでも報道されたが、関連してなされた「フランス語の数の数え方」の解説に若干の疑問を持った。

 あるニュース番組では、都知事は91がquatre-vingt-onze(カトル・ヴァン・オンズ)と読まれるから、最初は4かと思ってしまうと発言があり、それを受けてキャスターが「なるほどそうですね」といった発言をしていた。それなら、日本語だって同じだろう。91は、きゅう・じゅう・いちと読まれるのだから、最初はただの9と勘違いする理屈になる。そうだろうか?

 灰皿と聞いて、この人は、「灰」と「皿」を連想するのだろうか?靴下と聞いて、「靴」の「下」を思い浮かべるのだろうか?慣れてくれば、カトル・ヴァン・オンズで91で、問題はないはずだ。

 71を「60と11」としたり、91を「四つの20と11」とするのは、かつてフランスが60進法や20進法を採用していたことと関係しているらしいが、そういうことを学び、異文化理解を促進していくことの方が重要と考える。
posted by Prof.T at 20:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 新聞・テレビから | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大学教員と自尊心

 教員の指示をきちんと守ってレポートを出すという記事を書いた。これは大学教員という人種が一般にプライド高いこととも関係する。
 鷲田小彌太は、次のように書く。
私の目から見ると、学者という種族は、自尊心の塊である。・・・・・・たんなる自尊心の塊ではない。自分に甘く他人に厳しい。
 鷲田小彌太『学者の値打ち』ちくま新書、2004年、10-11ページ

 若干の弁護をすれば、自尊心の塊になるのは、大学教員という職業柄、仕方のないことでもある。
 文科系の教員の場合、研究作業は1人で行うことが基本である。資料を1人で集め、それを読み、論文にしていく。研究には独自性が求められる。他人がやっていないこと、違うことを研究していかなければならない。孤独な作業である。他人がやっていないこと、違うことであっても、そこには意味がなければいけない。また同じようなテーマ、流行のテーマを選択した場合には、自分がすぐれていることを示さなければいけない。要するに、プライドがなければ研究はやっていけないのである。

 多くの場合、研究者になるという目標がまずあって教員になる。自尊心がなければ研究はできないし、研究成果を上げたがゆえに自尊心が生まれる、高まることになる以上、大学教員が自尊心の塊となるのも致し方ないとも言えるのである。

 「自分に甘く他人に厳しい」というのは、研究上の自尊心とは関係のない話だとは思うが、現実にはよくあることで、例えば学生には締切厳守でレポートを提出させるのに、自分の原稿は締切を過ぎてからようやく書き始める教員は珍しくない。

 批判の余地はあるだろうが、以上のような教員という人種の特性を、学生は認識しておいた方がいいように思う。
posted by Prof.T at 16:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 業界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

レポート提出も権威主義!

 私は、レポートの様式についてあまり細かく指定しないが、Google当たりで調べてみると、事細かにいろいろ指定している教員もいる。
 参考文献リストをつける、引用注を付ける、表紙をつける、提出期限、提出方法、提出場所、手書き・ワープロ打ち、綴じ位置の指定等々、細かに指定されていたりするが、これらの指定はすべて守らなければいけない。

 誰でも自分の行ったことを相手が守らないといやになるものだが、教員というのは、自分の指示、指定を無視されることが、とくに嫌いな人種だと思っていた方がいい。教員の言うことを学生は尊重すると信じている。
 実際、多くの学生は、教員の指示を守るが、中には指示を守らない学生もいて、こういう学生に対する印象は悪くなる。その印象は、程度の差はあっても、レポートの評価に響くのである。

 せっかくレポートを頑張って仕上げたのだから、教員の指示をきちんと守って提出しよう。
posted by Prof.T at 10:53| Comment(0) | TrackBack(0) | レポートの書き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3連休の予定

 3連休の予定はとくになし。もっとも月曜日に授業を入れてないので、毎週3連休のようなものだから、とくに今週だけ意識する必要もない。
 ということで、いつもと同じような週末を過ごすことになるが、つねに抱えている何らかの書類作りに加えて、試験の採点、はっきりと書けない仕事を抱えて、何だ、いつもより忙しいじゃないか!
posted by Prof.T at 09:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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