2005年08月20日

というわけで・・・

 宿題を出してもやっていない生徒に対して、毎回説教をしていた家庭教師である私は、生徒の術中にはまっていたことになる。一生懸命話せばわかってくれる、きっと勉強してくれると信じていた私は、青かった。説教などせずに、どんどん問題をやらせていればよかったのだった。

 どのみち彼の親も本気ではなかったのだから、成績が下がらなければそれで構わなかったのだ。

 学生が家庭教師や塾教師をやると、ついつい必要以上に頑張ってしまうことがある。アルバイトということを離れて、教育に情熱を注ぐことになる。それもいいのだが、子供の性格、親が本気かどうかをきちんと見てから関与した方がいい、と今になって思う。
posted by Prof.T at 20:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

勉強するコスト・叱られるコスト

 勉強ができない子にとって、勉強は苦痛以外の何ものでもない。できるだけやらないようにしたいと思う。彼、彼女にとって、勉強というのはきわめてコストのかかる作業なのである。

 もちろん勉強ができない、勉強をしないから、学校の教師、塾教師、家庭教師に叱られることになる。しかし、単に勉強をしないだけだから、叱られるといっても、不良行為で叱られるといったことに比べれば、たいしたことはない。

 親も本気で子供に勉強させようと思っていなければ、たとえ子供を叱ったとしても効果はない。子供の方も、親が本気で怒っているわけでないことを見透かしている。どのみちいつものように、すぐに叱ったことを忘れてしまうと思っている。せいぜい30分ぐらい黙って、はいはい返事をしていればいい。叱られるのも苦痛だが、そのコストは勉強に比べればたいしたことはない。

 勉強ができない、勉強をしない子供は、勉強するコストと叱られるコストを比較考量し、コストの低い方を選択しているのである。彼らは、しっかりコスト計算をして叱られているのである。
posted by Prof.T at 17:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

親は本気か?

 子供に家庭教師をつけたり、塾に通わせたりするのは、親が子供に勉強をさせたい、成績を上げさせたいと思うからなのだろうが、なかなか親の思うとおりに成績は上がらない。どうしてか?

 私の経験では、親が本気になっていないからだと思う。確かに勉強させたい、成績を上げさせたいと思っている親は多いのだが、本気でそう思っていない。したがって、子供も本気で勉強しない。

 塾で教えていて何人かの子供は成績が上がってくる。まだまだ成績は上がりそうだから、頑張らせたいと思う。しかし、やはり頑張って成績が上がることそうでない子が出てくる。これは親の本気度と関係していたように思う。親が本気で勉強させたい、偏差値の高い学校に進ませたいと思っていると、子供の成績は上がってくる。他方で、「そこそこの高校に行ければいい」とか、「女の子だから」(20年前にはそういう親が多かった)と考えている親の場合、子供の成績はもう伸びない。

 「うちの子は勉強しなくて・・・」、「遊んでばかりいて・・・」とこぼす親は多いが、愚痴をこぼすだけに終わっている親だと、子供はいつまで経っても勉強しない。結局のところ、勉強しない、遊んでばかりいる状況を見過ごしているからである。親がどれだけ本気で「勉強しなさい」と言っているのか、子供はしっかり読み取っているのだ。
posted by Prof.T at 15:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

伸びる子供、伸びない子供

 学部生、院生の頃、やっていた家庭教師や塾教師は、できる子供は少なく、中くらいの成績か、それ以下の子供が多かった。彼ら・彼女たちが勉強ができないのは、勉強をしていないからで、勉強をさせれば、多くの子供たちの成績は上がっていった。他方で、同じようにやっていても、成績が上がらない子供もいた。

 だいたい中学生くらいだと、勉強ができるようになる子供とそうでない子供との差は、能力の問題よりも性格の方が大きいように思う。勉強ができるようになるのは、性格が素直な子供である。言われたとおりに宿題をやってくれば、たいていの子供は成績が上がる。

 もちろんこれまで教師のいうことを聞いてこなかった(それゆえに成績が悪かった)子供たちが、ただちに家庭教師、塾教師の言うことを聞くはずはない。まず彼らと仲良くならなければならない。しかし、たとえ仲良くなったとしても、やはり「やればできる」というこちらの言葉を素直に聞き入れてくれる子供の方が成績は向上する。

 うちの大学の学生ももう少しこちらの言うことを素直に聞いて勉強してくれると成績は上がるのだが・・・。それには、まず高校まで抱いてきた教師にたいする不信感を取り除いて、学生と「仲良く」なることが必要なのだが、鼻眼鏡をかけるような年になると、それもなかなか難しい。
posted by Prof.T at 14:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

夏休みも終わり・・・

 8月も下旬にはいると、夏休みも終わりの気分となる。何だか小学生みたいだけれど。

 うちの大学は例年9月15日頃に後期が開始されるので、実際には夏休みはあと1ヶ月弱ある。しかし、ほぼ毎年8月の終わりから9月にかけて2週間弱海外逃亡を図り、帰国後、後期開始直前にゼミ合宿がある。海外に行って、帰国して、ゼミ合宿に行って、戻ってくると後期の授業が始まる、という具合に、8月下旬になると、9月中旬までのスケジュールが確定している。それで、8月の下旬になると夏休みも終わりという気分になる。おまけに海外逃亡の前に、いくつか仕事を片づけておかなければならないから、宿題に追われる小学生のような気分になるというわけだ。

  
posted by Prof.T at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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