2005年10月16日

構文を理解して読む

 専門英書を正確に読むためには、英語の構文が把握できないといけない。センテンスが長くなると、とたんに訳せなくなる学生がいるが、ほとんどが構文が把握できていないことに由来する。センテンスが長い場合、2つ、3つの構文が入り組んでいることが多い。構文を見抜ければ、難なく訳せるが、そうでない場合には、何が何やら全く見当がつかず、いい加減な訳をしてしまうことになる。そういう学生は大学受験で使った英語の構文や英文解釈の参考書をもう一度やるといい。

 大学院を受験するに当たって、英語の勉強をどうしようかと考えて、私はとりあえず大学受験用の英語の参考書を新たに買い求め、これを最初からやることにした。買ったのは、伊藤和夫の『英文解釈教室』である。最初は全問題自力で訳をつくって、模範訳と照らし合わせたと思う。全部終わったところで、もう1度最初から読んでいった。その後、旺文社の『英文問題標準精講』を読んだ。

 この2冊をしっかりやることによって、構文をきちんととって英文が読めるようになったと思う。今の版のものは知らないが、当時私がやった版では、いずれもやや硬い、こなれない訳がつけられていた問題があった。今もそのような問題があるならば、それらを添削するよう気で取り組むといいかもしれない。実際、私はそんなことをしながら、取り組んだ。

 今はもっと良い参考書があるのかもしれない。定評のある参考書を1冊選び、2度やってみると、英語が正確に読めるようになるはずだ。
posted by Prof.T at 22:16| Comment(0) | TrackBack(1) | 英書を読む | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

のたうち回って・・・

 帰国1ヶ月半前にのたうち回って書きはじめた論文だが、何とか帰国1週間前に書き上げた。郵便では間に合わないので、国際宅配便を使って送った。実際には、書いている途中で、ぎりぎりまでかかることになりそうになり、郵送では無理だと思ったというのが正しい。国際宅配便なら2日ほどで届くだろうから、余裕を見て1週間前に出せば問題ないだろうということで、完成が帰国1週間前になった。

 いずれにせよ、帰国までにとりあえず留学の成果を形にできた。帰国して、指導教授に電話で帰国の挨拶をしたときに、「論文も受け取っている」と聞いてホッとした。他に何を話したのか、よく覚えていないが、このことだけは鮮明に覚えている。

 その後、大学院の研究指導に顔を出し、いくつか加筆修正するように言われ、大急ぎで直した。紀要の原稿提出の締め切り日が迫っていたからだ。何とか締切に間に合わせ、こうして最初の論文が活字となった。
posted by Prof.T at 18:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 昔の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

のたうち回る

 締切に追われ、切羽詰まって論文を書いていると、最初に大学院の紀要に発表した論文を書いていたときのことをいつも思い出す。

 留学生活も1年半ほどが過ぎ、そろそろ帰国が近づいていたときのことである。いろいろ勉強はしたが、「手ぶら」では帰れない。指導教授に留学の成果を理解してもらうためには、論文を書かなければいけない。博士後期課程1年次の秋に留学したが、留学準備にかまけて論文を発表してこなかった。もっとも研究テーマがはっきりしていなかったのであるが・・・。

 博士後期課程に進学して3年。就職を考えると、論文が1本もないのは苦しい。帰国前になんとしても1本書いていかなければいけない。そう決意して、帰国前1ヶ月半ほどは、ほとんどアパートを出ずに、論文を書くことに集中した。留学中に資料はかなり集めていたし、ノートも相当取っていた。それらをまとめて論文にすればいい。しかし、活字になる論文をはじめて書くという精神的圧迫は相当なものだった。修士論文を、最後の段階で力を抜き、出来の悪いものにしてしまった経験があるだけになおさらだった。400字詰原稿用紙にして70枚ほどの原稿だったが、少し書いてはベッドに倒れ込み、どう書けばいいか、どのような構成にすればいいか、のたうち回りながら考えた。ベッドで頭をかきむしって、もがいている光景しか思い出せない1ヶ月半だった。

 しかし、あれほど論文に没頭できたときはない。もがき、のたうち回った1ヶ月半は本当に苦しかったが、振り返れば幸福なときであった。
posted by Prof.T at 12:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

白い腕輪

 授業をしていると、白い腕輪をしている学生を見かけることがある。貧困をなくそうという運動らしい。そういえば、大きな書店で売っているのを見たことがある。

 ところで、この腕輪の売上金は貧困で苦しんでいる人々に直接届かないらしい。これが従来の募金活動と異なる点のようだ。貧困撲滅の各種キャンペーン、政策研究や政策提言の費用に使われるらしい。実際、そういうことにお金は必要だからそういう使途で構わないのだが、このことを知らずに、購入金額の一部が直接貧困で苦しんでいる人々に届いていると思っている学生もいるようだ。

 自分が差し出す金額はわずかであっても、集められたお金がどのような目的で使われるのかは知っておくべきだと思う。
posted by Prof.T at 10:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日の予定

 天気も悪いようだし、家で論文の直しに集中する。昨日の夜(それもかなり遅く)になって、ようやくやる気が出てきた。切羽詰まらないとやる気がでないのは何とかならんもんかと自分でも思うが、今のところどうにもならない。

 いずれにせよ、やる気がなくてもやらなければならない、というのは自分に対しても言っているのである。
posted by Prof.T at 08:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

白い靴下

 年配の教員にはさすがにいないようだが、とにかくスーツさえ着ていればよいと考える若手教員の中には、スーツなのに白い靴下をはいて平然としている者がいる。これ、ダメである。

 スーツには白い靴下は御法度だ。ダークな紺かグレーをはく。柄物は遠目でわからない程度なら許容されるようだ。フォーマルの時は黒とするが、おじさんたちが良くはいている透けて見える靴下は不可だ。

 新調したスーツに白靴下を合わせているリクルート姿の学生もいるが、もちろん学生だからといって見逃してもらえるわけではない。ビジネスマン(になる者)の常識として、スーツに白靴下は不可と覚えておこう。
posted by Prof.T at 02:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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