2005年12月16日

半期制と通年制

 12月も中旬となり、後期の授業も残りわずか。

 1限の導入科目の授業は、ある文献の抜粋を読ませ、それに対してコメントを書かせる作業をやらせる。早い話が文章を書く練習。

 その作業をさせながら、以前授業中にやってもらった要約、レポートなどの課題を1人ずつ呼び、返却。課題には簡単にコメントを付してあるが、その場でさらに説明を加える。1人ずつに説明するのは面倒だが、こうすることによって学生との距離が縮まる(ような気がする)。

 今の学生、とりわけうちの学生は、教員と距離を置きたがるので、上のようなやりとりは必須のような気がする。早い段階で、学生と教員との距離を縮めておく方が、授業効果(と授業評価)が高くなるように思う。

 うちは半期完結の授業が基本だから、この導入科目も後期だけ。半期制のメリットはさまざまあるが、当然のことながらデメリットもある。その1つが教員と学生との距離がなかなか縮まらないうちに授業が終わってしまうことだ。

 通年制の科目だと、前期が終わる頃うち解けてきて、夏休み明けには「夏休みはどうだった」などと会話を交わすことができる。非常勤先でもこうして親しくなった学生が何人もいる。授業後にお昼やコーヒーを一緒にしたり、コンパを開いたこともあった。最近はこういうことがほとんどない。もちろん、こちらが年を取り、学生との年齢差が大きくなったこと、こちらが忙しくなって学生に声をかけなくなったことも関係するのだろうが、半期制という制度も関係しているのではないかとも思う。
posted by Prof.T at 02:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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