2005年12月18日

100枚、30本

 私は学部運営の仕事に追われているが、教育に追われている教員もいる。研究会後に話していたら、研究会のあるメンバーは、2月まで卒論指導に追われるらしい。

 その研究者の学科では卒業論文を全員提出しなければならない。枚数は原稿用紙で100枚(本文のみ)という。この卒論を主査として10本、副査として20本、合計30本、読んで、審査に当たるという。これでは確かに卒論指導以外のことは何もできない。

 上で原稿用紙100枚と書いた。原稿用紙換算100枚ではない。原稿用紙で提出させる、原稿用紙に手書きさせるのである。いやはや、これは大変だ。今時、何とも珍しい。

 一度ワープロ提出を認めたことがあったらしいのだが、設定の問題でトラブルがあったりして、結局全員手書きで提出することに戻したらしい。漢字をしっかり覚えて社会に出させる、という意図もあるらしいのだが、漢字の練習は他でやればいいとも思う。

 だいたい手書きと言っても、1人で100枚も清書するのは大変だから、誰かに手伝ってもらうことになる。ある章から字体が変わることも当然ある。

 そもそも学生のほとんどはワープロで卒論を作成する。それを最後に手書きで清書する。何だ苦行のような話である。
posted by Prof.T at 05:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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