2005年06月02日

教育実習の季節

 先々週あたりから学生が「教育実習で欠席します」と届け出てくる。教育実習の季節となった。
 出席を取っていないので届け出ても意味はないのだが、「しっかり頑張りなさい」と声はかける。

 中学生、高校生の前で、授業をするドキドキ、ワクワク体験は、学生にとっていい経験になるだろう。
 授業準備の大変だということ、授業をする難しさ、わかっている(と思っている)ことを人に伝える難しさ(結局わかっていなかったということがわかったりする)を体験してきなさい。
 教師に見えないと思って、こっそり内職をしていたり、寝ていたり、ノートにいたずら書きしている生徒を見てきなさい。「こっそり」は生徒側の思い違いで教壇からは丸見えだということを見て来なさい(大学の教室でも同じなのだよ)。

 教育実習に行く学生にもう一つ言っていること。

 生徒に向かって「勉強しなさい」というのだから、君たち自身が大学でしっかり勉強しなさい。
 「しっかり」というのは、「必死に」、「死にものぐるいで」ということである。自らがしっかり勉強していない(してこなかった)教師は、生徒に勉強しなさいと言えないと思うからである。
posted by Prof.T at 06:02| Comment(2) | TrackBack(0) | メッセージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
またおじゃましてます(笑)
教育する立場と教育される立場。
実は表裏一体。
なかなか学生くらいの年では理解できないかも?
パパも社会に出て3年位経ってから学校で学んだ?事が少し理解できるようになったかな。

Posted by パパ at 2005年06月02日 07:03
 パパさん、コメントありがとうございます。
 教えるにはしっかり学んでいる必要があるということに、多くの学生が教育実習で気がつくようです。彼らはまだいいのですが、普通の学生はやはり社会に出てからそのようなことに気がつくようです。社会に出てから気がついて勉強すればいいという意見もありますが、「学生時代にもっと勉強しておけばよかった」と言うことになることはかなりの程度予測できますし、そのような声は教員にとっては歓迎できるものではありません。したがって、教員としては学生を叱咤激励することになるわけです。まあ、叱咤激励することは教員の仕事の一つですね。
Posted by Prof.T at 2005年06月02日 17:04
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