2005年06月11日

「学生なんてそんなものだよね」

 今週の木曜日午後の2年ゼミに学生が寝坊した話を書いた(結局彼は授業終了10分ほど前に来た)。実は午前中の授業でも、以下のような話があった。

 あるが学生が、参加しているNPOの活動について、授業前ないし授業後、私の授業を受講している学生に説明させて欲しいということを先週申し出ていた。
 そのNPOについて私は知っていた。というのも、昨年ある大学で非常勤をしていたときに、やはりそのNPOの活動に参加している学生から同じ申し出があったからである。問題のないNPOである。
 そのときと同様、私は「私の講義とそのNPOはまったく関係がない、学生が説明したいというので、その機会を提供するだけであるという断りを入れる」ことを条件に許可を出した。知らない学生を多数前にして、緊張しながら話をするというのも、それなりの勉強である。NPO活動に参加し、みんなの前で話をしたいという積極的な学生の行動を阻止する理由もとくにない。
 
 さて木曜日である。授業前、後、どちらで話をするのかな、後なら、早めに終わってあげないといけないな、と思いながら、教室に入った。
 1時限目、その学生が受講している授業であるが、姿は見えない。・・・そのまま欠席。2時限目、その学生は受講していないが、説明させて欲しいと申し出ていた。授業が終わっても姿を見せない。

 その後、その学生から連絡はない。同じ授業をとっている学生には「寝坊した」というメールが来ていたそうだが、私には連絡はない。 まあ、学生なんてそんなものなのかな、と思ってはみた。

 昨日(金曜日)、同僚とお茶をする機会があったので、この話をした。彼もその学生がNPO活動に参加していることを知っている。
 彼も「学生なんてそんなものなんだよね」という言葉を吐いた。

 教員生活における本当に些細な出来事だと思う。そのうち忘れてしまう出来事だろう。しかし、こういう些細な出来事の積み重ねによって「学生なんてそんなものだ」という思いは確実に強くなっていくのである。
posted by Prof.T at 03:40| Comment(0) | TrackBack(0) | メッセージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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