2005年06月13日

レポートの種類

 社会科学系の学生に課されるレポートは大きく2つに分けられる。

(1)何らかのテーマについてレポートを作成する。
 教員側からテーマが与えられ、それについてレポートを作成する。。
 何らかのテーマを学生が自分で設定してレポートを作成する。

(2)課題図書が指定され、それを読んでレポートを作成する。
 
 まず(1)の場合について考えてみる。

 教員から指定されるテーマはさまざまである。
 きわめて大きなテーマの場合もあれば小さなテーマもある。
 一番大きなテーマは、自由テーマである。つまりテーマが指定されず、自分でテーマを設定する場合である。
 テーマが指定されていないといっても、ある科目に関連したレポート、授業で学んだことに沿ってレポートを作成することになるので、何を書いてもいいということにはならない(はずである)。自由テーマといっても実際にはテーマは限定されていることになる。

 大きなテーマには次のようなものがある。
日本政治の問題点について
世界経済の課題について
ヨーロッパ社会

 原稿用紙換算でたかだか10枚程度でこういった問題を扱わなければいけないのだから、こういった大きなテーマをそのまま扱うことはできないし、してはならない。議論がおおざっぱなものとなってしまうからである。まずしなければならないのはテーマを限定していく、論点を絞っていくことである。

 海と山とがつくりだす美しい風景を前にして写真を撮ることを考えよう。美しい海(やばいと表現するやばい学生であってはならない。)を撮るか、あるいは山を撮るか、決めなければならない。海を撮るとして、海岸に焦点を当てるか、遠くの島を撮るのか、あるいは船とその白い航跡を撮るのか、決めなければいけない。要するに、全体から部分を切り取る、一箇所に焦点を当てるということをしなくてはいけない。
posted by Prof.T at 10:12| Comment(0) | TrackBack(0) | レポートの書き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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