2005年06月14日

レポートの書き方(テーマを絞る)

日本政治の問題点について
世界経済の課題について
ヨーロッパ社会
 といった大きなテーマが与えられた場合も、写真を撮るのと同様な手法を取る。テーマが大きすぎるので、どこかに焦点を当てる必要がある。
 どこに焦点を当てるか。いろいろ考えられるし。しかし、このレポート講座ではシンプルに考える、実践的に考える。つまり写真を撮るのに、マニュアルで撮影するのではなく、オート撮影するようなものである。小難しく考えるのではなく、とにかくレポートを完成させることに主眼を置く。そこで、あっさりと次のように考える。

 まず「ヨーロッパ社会」といったような漠然としたテーマについては、「の問題点」、「の課題」、「の特徴」を補って考える。教員側は、対象についての何らかの問題点、課題、特徴をレポートさせたいのだから、これでいいのである。
 これで「ヨーロッパ社会」という漠然としたテーマがある程度限定され、「日本政治の問題点について」、「世界経済の課題について」というレベルにまで引き下げられた。
 しかし、これでもまだ大きすぎる。まだ絞らなければいけない。ここもあっさりと次のようにする。
 つまり、「最重要の」、「緊急の」、「最近の」のいずれかをテーマに入れることにするのである。どれか1つなら「最重要の」であろう。

こうして上のテーマは例えば

日本政治の最重要の問題点について
世界経済の緊急の課題について
ヨーロッパ社会の最重要の課題について

などといった形に置き換えられる。論点が絞られたので、レポートをつくりやすくなった。
こうすると、郵政民営化、赤字国債、高齢化社会、移民、ヨーロッパ統合等々具体的なテーマを想起することができる(想起できないとダメである)。

 「現代日本社会の課題について」というレポートは例えば次のような書き出しではじめることができる。。

現代日本社会の問題点として、このレポートでは少子高齢化の問題を扱うことにする。それが21世紀の日本社会における最重要の問題と考えられるからである。


「ヨーロッパ社会」というさらに大きなテーマについてのレポートも以下のようにする。
 
このレポートでは、最近のヨーロッパ社会の最重要の課題として考えられるヨーロッパ統合について考察する。


 以上のように書いたのだから、とりあえずそのあとに最重要の問題と考える根拠を書いていけばいい。

 もっともテーマを絞ることができたからといって、すぐにレポートを書いてはいけない、その前にやることがある。
posted by Prof.T at 05:05| Comment(0) | TrackBack(0) | レポートの書き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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