2005年06月21日

レポートの書き方(大学教員は紙が好き)

 レポートに何を書くかが決まったら、次に文献、資料を探すことになる。

 このときのポイントは
大学教員は紙が好き
という原則である。

 最近はインターネットで簡単に調べられるし、Googleでレポートや論文が検索できることもあるが、レポートを課す大学教員としては、そういうことをしてほしくない。
 そのままコピーして提出するものもいるが、これ、盗作である。誰が書いたか分からないものをそのまま写すのもよく分からない。
 「これを書いたのは、どういう人?」と聞くと、
 「さあ?」という。
 知らない人をそんなに簡単に信用していいのだろうか?

 「大学教員は紙が好き」というのは原則だから、例外はある。自分でインタビュー等の調査をせよ、インターネットで調べよというレポートが課されることが、科目、教員によっては
あるが、そういう指示がない限り、使用する文献、資料は、紙媒体を原則とする。

 使用する文献、資料が紙媒体であればいいのだから、インターネットを使ってどのような紙媒体の文献、資料があるかを調べるのは問題ない。むしろ推奨される。大学の図書館(自分の大学だけでなく他大学の図書館も含む)にどのような文献、資料があるか調べる、あるいはアマゾンなどで購入可能な文献(ただしレポートの締めきりまでに入手して、読み終えなければならない)、売れている本はどれかを調べる。こういったことについてはインターネットは積極的に活用する。

 もう一つOKなのは、公的機関等が出している統計資料、各種データを使う場合である。これは使用しても構わない(ただし、出所はかならず書く)。ただし、各機関が直接提供している場合、1次資料、データの場合だけを可とし、間接的に入手した2次資料、3次資料は使用しないことにする。
 「知らない人をそんなに簡単に信用していいのだろうか?」と、匿名のブログで言われてもね、という突っ込みが入るかもしれない。
 いや、別に信用してくれなくてもいいのである。正しいかどうか、信用するかどうかは、各自が考えて判断すればいい。この判断が欠けていることが問題なのだ。私が書いていることが間違っていると思えば、ここで書いているようなレポートの書き方を実践しなければいいだけの話だ。
 他方で、ここに書いてあることが正しいと思っても(それ自体はうれしいが)、それをそのままコピーして、利用されては困るのである。正しいと思う、信用するということと、コピーしてレポートその他に使うことは、全く別問題である。
 
posted by Prof.T at 17:55| Comment(0) | TrackBack(0) | レポートの書き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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