2005年06月27日

答案を返却したいのだが・・・

 私の場合、前期試験の場合は、試験問題をいくつか教えて、そこから出題することが多いことは、以前書いた。試験を講義の復習の機会ととらえ、問題をあらかじめ教えることによって学生にしっかり勉強して欲しいという希望があるからだ。その希望はしばしば裏切られるが、たまに希望通りに勉強してくれる学生がいるからうれしい。
 とはいえ、勉強はしているのだが、正しい理解をしないで試験を受ける学生、勘違いした答案を書いている学生が多く、試験のあとに答案を返却して、解説を加えたいと、最近は思う。これが存外難しい。というのは、学期末に定期試験期間が設定され、私の講義科目の試験も自然とここに設定されることになるからだ。
 もちろん平常授業の最後から2週目に試験を行い、最終週に返却、解説を行うことは考えられる。それでも具体化にはいくつかの問題がある。例えば教室の問題、普段の教室で試験ができるか、不正行為防止のために1人おきに座ることができるか、という問題がある。平常授業中はどの大学も教室は足りないから、受講学生が多く、試験の際に複数教室を確保する必要がある場合には、やはり定期試験期間内に試験を行わなければならない。
 教室に問題がなくても、いくつか難題がある。例えば、試験を受けることができなかった学生にたいする措置である。定期試験であれば、規則で再試験(追試験)の措置が決められているが、平常授業で試験を行う場合は教員の裁量による。どこまで認めるか(寝坊したとか、そもそも知らなかったという学生が出てくる恐れがある)、悩むだろう。
 答案を返却することによって、不正が起こる可能性もある。

 というような課題をクリアできないので、とりあえず試験を行ったままということになる。後期に入って返却したりするのだが、やはりすぐに返却しないと復習という点では効果は少ない。
posted by Prof.T at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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