2005年07月28日

中の中

 昨日、幹事の段取りの悪さについて書いた。これは昨日の学生にだけ当てはまる話ではなく、うちの学生一般に言えることである。

 多くの大学がそうであるように、学生の多くはうちの大学に入りたいと思って入ってきているのではなく、偏差値的に入れるということで入学している。厳密に調べたわけではないが、これまでの経験から言えば、普通科として中位に位置する高校の、これまた成績中位者が入学してきているような感じだ。いわば中の中である。だいたいこういう高校に進学するのは普通の中学に在籍する中位成績者で、そう言う意味では筋金入りの中の中である。

 中の中の学生の問題点はいくつか指摘されるが、その1つがリーダー経験の欠如である。だいたいにおいてクラス委員や委員会の委員長などというのは成績上位者に割り当てられる。中の中には回ってこない。彼らは仕切られる一方で、仕切る経験を持たない。もちろん勉強は普通でも運動、楽器演奏などにおいて特別な才能を持っていれば、部長などを経験して仕切り経験を持つ。こういう学生もいないことはないが、多くはない。

 仕切られる一方で、仕切る経験がないというのは困るから、学生には順番に幹事をやらせる。コンパ、合宿、他ゼミとの合同コンパなどを順番にやらせて仕切る苦労、仕切り方を学ばせる。これが結構大変である。
 昨日の幹事も「俺は酒を飲まない」ということで、酒代を考えずに店を選んだ。料理代は3500円だが、飲み物は別で、メニューを見るとアルコールは安くても500円だ。飲み放題メニューはない。酒を飲めばいいというものではないが、これでは盛り上がらない。また幹事には注文をまとめるという考えがなく、店の主人が1人ずつ注文を取ってまわり、無駄に時間を浪費する。乾杯の挨拶のひねりもない。書いているときりがないのだが、いろいろ口を挟みたくなるのを我慢するのもストレスがたまる。

 最後に授業料を払うことになったのだが、果たして彼は仕切るということを学んでくれたのだろうか?


  会計の際、私は1万円を彼に渡した。合計金額から1万円を引き、残りを学生数で割ればよい。端数を切り上げて4000円にして、余ったお金は別の機会のために取っておこうということになった。
 ところが余るはずが数百円足りないという。幹事は、合計金額から1万円を引いた額を、私を含めた人数で割っていたのだ。授業料とはこのことである。
posted by Prof.T at 13:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 学生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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