2005年05月29日

眠る学生

 睡眠をとることは疲労回復になるいいことなのだが、なにも授業中にとる必要はない。とはいえ、実際にはほぼ毎時限眠る学生を見ることになる。
 微笑ましいのは、一生懸命ノートをとっていた学生が、気力はあるのだが、眠気に耐えきれずこっくり、こっくりしている姿だ。鉛筆はしっかり握って、離さない、そこに、授業を聞かなければ、ノートをとらなければ、という意志が感じられる。が、力尽きた・・・
 見苦しいのは、授業を聞き続けることを早々に放棄して、上半身を机に投げ出している姿だ。両手を枕にしているのはまだしも、前に投げ出して、横面を机に押しつけて、場合によっては、口を半ば開けて、よだれを垂らしている・・・

 私の場合、基本的に寝ている学生を起こすことはしない。例外はノイズを出している場合である。これは回りの学生に迷惑だからだ。
 それに授業中に寝てしまう学生の多くは自己嫌悪に陥るからね。ノートがブヨブヨになっていたりする場合もあるし、おでこを赤くして「私は授業中に寝ていました」とみんなに知らせて歩くことになる場合もある。こっそり寝ていたつもりなのに(見えているけどね)、教師にバレバレになるし。
 というわけで、基本的に寝ている学生のことは気にしないのだが、
続きを読む
posted by Prof.T at 07:23| Comment(4) | TrackBack(1) | 学生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月27日

教員と学生との奇妙な関係(1)

 昔、と言っても、私が学生の頃だが、大学教員は威厳のある、怖い先生だった、少なくともそう観念されていた。もちろんそう思わなかった学生もいたが、たいていは教員と直接話すことはほとんどなかったし、ゼミ運営の相談、進路相談などで話をするとき、しなければならないときには、緊張しまくっていた。
 
 だから、昨日書いた記事のように、
 「先生、もう一度説明してください。」(「え!?」)、
 「先生、ノート貸してください。」(「はあ?」)
などと言うことは、われわれの時代には考えられなかったし、ありえなかった。教室にいる(友人でなくても)学生に聞く方が圧倒的に気楽だった。

 もちろん友達がいれば話は別で、ゼミのコンパでは教員の隣、正面の席は、今も変わらずたいていハズレの席で、最後に埋まることになる。
 知らない学生よりも毎週顔を合わす教員の方が心理的な抵抗が弱いということなのだろう。だからといって、教員が彼ら学生から信頼されているわけではないので、さらにいろいろと問題が出てくることになる。

続く(はず)
posted by Prof.T at 07:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 学生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月26日

「友達、いないんです」

 コクーンさんという方のブログで、授業後の学生とのやりとりが書かれている。

 授業に遅れてきたり、前回欠席した学生が、授業後に説明を求めてきたり、レジュメをもらいにくることはある。いちいち対処できないので、コクーンさん同様「友達に聞いて欲しい」、「友達にもらって欲しい」と告げる。

 コクーンさんのお話はここで終わっているが、私の場合、次のように言われることが多い。

 「友達、いないんです」

 いや、まったくいないというわけではなく、彼が受けている授業、つまり私の授業には、彼の友達がいないというのである(と、書きながら気がついたが、このような発言をするのは決まって男子学生である)。

 「友達つくれば?」と言うと、「え!?」とか場合によっては、「無茶言わないでください!」と怒られる。そんなに無茶か?

 仕様がないので、最近はこう答えることにする。

続きを読む
posted by Prof.T at 20:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 学生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月24日

授業が終わって

 授業が終わってバスに乗った。後方の2人掛けのところに1人で座った。 途中の停留所で、女子大生2人が乗ってきた。一緒に座れる席がなかったので、前後に分かれ、1人が私の横に座った。いや別に女子大生が横に座ってうれしかったというのではない。女子大生にはいつも囲まれているのだ。もちろん仕事で、つまり教室でだ。

続きを読む
posted by Prof.T at 15:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 学生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月22日

カフェ

 昨日、お茶を飲みながらあれやこれやと楽しく話をしたことを書いた。お茶を飲みながら、というのが重要である。
 
 ハーバーマスの『公共性の構造転換』を読むと、ロンドンのコーヒーハウスに人々(といっても男性だけだが)が階級を超えて(ここが重要)集まり、コーヒーやチョコレート、紅茶を楽しみながら、議論をしていく。最初は文芸の話が中心だったが、やがて経済、政治に話題は広がる。階級を超えた存在=公衆が社会について論じる公論=世論の空間=公共圏がこうして誕生するのだという。17世紀末から18世紀初頭にかけての話である。

 20世紀においても、サルトル、ボーボワールがパリのカフェで議論しながら文化を発信していた話はよく知られている。
 
 カフェで喫茶店で友人と教師とお茶を飲みながら話をするというのは、したがってきわめて重要なことなのである。
 ガロが『学生街の喫茶店』を唄ったのは1972年だが、その後都心から郊外へ大学へ移転していく過程で、学生街が消え、喫茶店も衰退していく。その動きと学生の非政治化とは決して無関係でないだろう。
 最近になって、多くのカフェ・チェーンが生まれて流行っているが、10年後、20年といったタイムスパンで見た場合、公共圏の新たな展開を生み出すことになるのだろうか。
参考
posted by Prof.T at 19:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 学生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月17日

学生からのメール

 授業の準備をしていたら、学生からメールが届いていることに気がついた。
 
 家庭の事情で、生活費を自分で稼ぐ必要があり、働きだしたため、私の授業に出られないという内容。試験の時は有給休暇をとるつもりだが、それも確実に取れる保証はないとのこと。

 こういうメールは困る。ひとつは、本当かどうか、わからないからである。
 おそらくこの学生の場合は事実なのだろうが、それはそれで対処に困る。

 結局、以下のような返事を出した。



 続きを読む
posted by Prof.T at 10:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 学生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月16日

やばい学生

 一昨年の夏、ゼミ合宿で沖縄へ行ったときのこと。美しい海を見て泳ごうということになって日帰りの離島海水浴ツアーに申し込んだ。
 島について、マイクロバスに乗り換えて、ビーチへ向かう。狭い道を走って、山を登り切って下りにはいると、眼下に美しい青い海が広がる。

 「先生、見て、見て!海!!」
 (見てるよ)
 「やばいですよ!ちょー、やばい!!」
 (はあ?)

 その夜、那覇市内の居酒屋でコンパ。いろいろな料理が運ばれてくる。乾杯をして、食べ始めると、また
 「先生、これ、やばいですよ!」
 (はあ??)
 「こっちの料理もちょー、やばい!」
 
 やっとわかった!

続きを読む
posted by Prof.T at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 学生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月15日

児童と生徒と学生

 学校教育法では、
小学校に在学するものを児童
中学校に在学するものを生徒
高等学校に在学するものを生徒
大学に在学にするものを学生
と区別する。

 だから、中学生だったナッキー、北城尚子は仲間に「生徒諸君!」と、中学教師になった彼女も中学生を前にしてやはり「生徒諸君!」と呼びかけるのである。

続きを読む
posted by Prof.T at 22:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 学生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月14日

学生にあまり読ませたくない話

 多くの学生は教室の後ろの方に座る。前の方に座る学生は少ない。で、受講学生の数と教室の容量が合っていないような場合、200人教室に50人ぐらいだとか、400人教室に120人ぐらいだという場合、前の方がガラガラで後方に学生が座ることが多いと、授業がしにくい。学生の顔が見えない=反応がわからない、質問がしにくい、要するに話す相手は適切な位置にいないといけないのであって、近すぎても遠すぎてもやりにくいのである。それで、前の方に座るように学生に呼びかけることがある。

 しかし、後方に座るのは学生だけではない。学会の研究会でも、たいてい前方はガラガラで、多くは後方に座るのだ。で、司会を務める研究者が前方に座るよう呼びかけることが、しばしばなのである。
posted by Prof.T at 18:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 学生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月13日

頷く学生

 教室にはいろいろな学生がいる。
 一般に学生は教室の真ん中より後ろの席に座りたがる。これは大教室だとやりにくい。なので、前から2-5列目ぐらいの席に学生が座ってくれるとありがたい(1列目は近すぎてやりにくい)。他の学生も前の方に座りやすくなるからだ。

 で、前の方に座ってくれた学生が熱心に授業を聞いて、こちらの説明に何度も何度も頷きながらノートをとっているのを見たりすると、ホントうれしくなる。いい学生だ!

 こういう学生にはこちらから話しかけやすいし、また向こうも質問をしてきたり、顔と名前が一致するということが大教室の授業であっても可能になる。

 さて、試験が終わって、答案を採点だ。何枚も採点していると、当然ながら、この顔と名前が一致した前方に座っている彼・彼女の答案が出てくる。楽しみだ。これまでのできていない答案と違って、あれほど熱心に頷いて授業を聞いていたのだから。期待に胸をふくらませながら採点をすると・・・

 オヨヨ!?

 全然できていない!どういうことだ!!

続きを読む
posted by Prof.T at 03:59| Comment(4) | TrackBack(1) | 学生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月04日

さくら水産と学生生活

 さくら水産のもう一つの魅力はランチにある。
 
 日替わり定食(2種類)は税込み500円という安さ!まあ、正直言ってこの値段だとおかずは期待しない方がよい。フライの盛り合わせ定食なんてのは、フライが3つ程度でキャベツといった感じである。

 しかし、この値段で、ご飯がお代わり自由である。みそ汁もお代わり自由である。
 それだけではない。ふりかけがかけ放題!生玉子もとり放題!!のりも食べ放題!!!お新香も食べ放題!!!!
 
 ふりかけで1杯。生玉子で1杯。のりで1杯。お新香で1杯。
 そのあと、フライ1つにつき1杯、キャベツで1杯。なんて調子で、500円で6杯も食べることができる。ご飯のお代わりはセルフサービスだから、超大盛りにすることも可能だ。

 というわけで、貧乏学生にきわめて優しい店である。1日1食、この日替わり定食だけで生きている学生がいるとか、いないとか。

 20数年前に、こんなお店が欲しかった。
 
 なお普通の居酒屋のランチなので学生以外に普通の客でいっぱいである。ただし、若い女性の姿はほとんど見ない。
posted by Prof.T at 20:47| Comment(0) | TrackBack(1) | 学生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月01日

聞いた話

 知り合いの教員から聞いた話。うちの大学の話ではない。
 彼が授業をしていたらある学生がこういってきた。
 「先生、トイレ言っていいですか?」
 「ああ、いいですよ。」
 小学校かと思うようなやりとりにあきれた彼は続けてこういった。
 「そのまま戻ってこなくていいですから。」

 果たして学生は戻ってこなかった。
posted by Prof.T at 11:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 学生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。