2005年11月11日

大学院の出講依頼

 昨日、大学院の出講依頼が、知り合いの先生から来た。去年、その先生から頼まれて引き受けたのだが、1年だけだと思っていた。もっとも、その先生が複数コマを担当するようなことになった場合に依頼するということで、確定しているわけではないとのこと。また、担当科目も変わるかもしれないとのこと。科目が変わろうとはたまた担当しなくなろう(新規に学部の授業を持つ予定だから、むしろ大学院はなくなる方がうれしい)と問題はない。

 「承知しました。よろしくお願いします。」と、返信することにする。
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2005年11月09日

事務局と電話

 委員会の開催を巡って、事務局と対立している話を書いた(11月7日「教員対事務局」)。同日、携帯にその事務局から携帯に電話が入っていて、メッセージが残されていた。それに気づいたのが昨日で、大学院の授業が終わってから電話をしてみた。

 最初から何やら低姿勢で、携帯でかけているか聞いてくる。そうだと答えると、向こうからかけ直すと言う。それならばとかけ直してもらって話をする。

 向こうは会議の開催に同意したようだ。委員長にこっぴどくやられたらしい。「こちらも他の仕事があって忙しかったもので」と言い訳をしている。会議を開催するので、副委員長である私に都合を聞くというのが電話の表向きの趣旨だが、私を通して委員長の腹づもりを探りたい様子だ。

 私は委員長とは1度メールでやりとりしただけ。11月中旬を目途に会議を開いてもらいたいという要望を伝えた。委員長からは11月中旬に開催する。事務局と相談して追ってまた連絡するという返事をもらっていた。以上の事実を電話で話した。

 委員長は多忙だから、副委員長である私が動けば良かったのかもしれないが、委員長から指示はないし、私が勝手に動いて委員長に迷惑をかけたり、事務局を混乱させてはいけない。大人しく連絡を待っていたのだ。これも事実だから、その通り話した。

 大学の仕事は教員単独ではできない。信頼できるスタッフがいて、はじめて仕事ができるのだ。こう考えていることも伝えた。もちろんこれは一般論で、個別的な事例において例外が発生することはあり得る。これは伝えていない。

 夜、事務局から委員会開催についての案内メールが送られてきた。 
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2005年11月07日

教員対事務局

 副学長が委員長を務め、私が副委員長を務める委員会がある。委員長に会議を開いてほしいと伝えたのが、10月上旬。委員長からは事務局と相談して、11月中旬には開きたいという返事が来た。

 気がつけば11月。本来ならば会議の打ち合わせが開かれてもいいはずだ。ところが一向に音沙汰がない。委員長は忙しいので、正式なメンバーではないが委員会に深くコミットしている学部長に事情を聞いてみた。どうやら事務局が反対しているらしい。

 この委員会はあるプログラムの実施を計画しているのだが、予算が数百万円になり、これが事務局にとっては余計な経費だということで敬遠されている。プログラム実施を担当する部署も本来の業務で忙しいのに、これ以上仕事を増やしたくないということで反対していて、委員会を開かせない腹づもりらしい。

 以上が先週までの展開。今日、学部長からメールが届き、どうやら新たな動きがあったらしい。委員長が頑張って委員会を開かせるようになったようだ。ついては、今週末、委員長、学部長と私ともう1人の同僚とで打ち合わせを行う。その席で詳しい情報が得られる。

 実は先週担当職員と会ったときに「委員会はどうなっているのか」とちょっと尋ねてみたのだが、「委員長から連絡はない」、「委員会開催など聞いていない」と、とぼけていた。そのときは「委員長は多忙だから連絡を忘れていたかもしれないな」とこちらも適当にとぼけたのだった。しかし、もはやとぼける段階ではない。このプラグラムを実行させるということをはっきりさせるときが来た。

 はてさて、どうなることか、どうしようか。会議が楽しみだ。
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うれしい知らせ

 大学院の先輩から新しい大学に着任したという挨拶状をもらった。うれしい知らせだ。

 博士後期課程修了後、同期の中では割と早く就職が決まった。しかし、着任した地方私立大学は経営が不安定で、おまけに理事会からかなりいじめられたと聞く。とくに副理事長当たりからは「お前は絶対教授にしない」などと言われたらしい。ひどい話だ。

 その後、別の地方私立大学に移った話は聞いたのだが、その後は音信不通状態だった。慣れない雪深い地での生活は大変だったと思う。

 新しく移った大学は日本有数の私立大学だ。出身地にも近い。これまでより、教育環境も研究環境も段違いにいいはずだ。今までの苦労が実った形だ。

 大学冬の時代だし、マンモス大学はマンモス大学なりに大変だと思うが、まずはおめでとうと言わせていただく。

 先輩の新しい門出に幸あれ!
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2005年11月04日

非常勤の依頼

 昨日、帰宅後メールをチェックしたら、非常勤講師の依頼が届いていた。大学院の先輩からの依頼だ。まだ返事をしていないが、おそらく引き受けることになるだろう・・・。火曜日に行っている非常勤先の授業(学部は違う)だから、その前後に入れればいい。大学院の授業は今年度限りのはずだから、そこに入れてもいい。ところで、何コマやるのだろうか。OKの前に確認しておこう。
posted by Prof.T at 14:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 業界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

献本

 昨日、帰宅したら郵便受けに書籍小包が入っていた。そこそこ名の通った出版社からだ。献本だ。

 誰からだろうと思ったら、知り合いの研究者だった。科研費の共同研究の代表者だ。専門書ではなく、一般教養書だ。そんなに厚くはなく、写真やイラストが入ったおもしろそうな本だ。

 先日は、大学院のときの先輩から献本が届いた。有名出版社の選書の1冊として出版され、こちらも興味深そうな内容だ。

 お礼状を早く書かねばならないが、彼らのように本も早く書かねばならない。
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2005年11月03日

学部長を叱る

 先ほどの記事をアップしたあと、学部長とは飲んでおいてもいいかもしれないと思った。ちょっと言いたいことがあるからだ。

 先日、職員と教育施設改善のことで話をしたことを記事にした(10月31日「根回しと非OB職員」)が、もちろん施設の話だけで終わるはずもなく、30分ほどの間に、学内のさまざまなことに話題が及び、いくつかの情報を仕入れた。その時に仕入れいた情報の1つが学部長の「不手際」である。

 学部長は学長、副学長、他学部の学部長らで構成される会議に出席しているのだが、教授会等で出てきたわが学部教員の意見、要望を、その会議できちんと伝えていないらしい。学部長なりに考えはあるらしく、「小賢しい」戦略を練って、ログローリングを計ろうとしているらしいのだが、ほとんどが失敗しているとのことだ。

 ログローリングだから、こちら(学部)の要望と相手(大学、学長)側の意向との取引になる。相手側の意向・提案に熱中して議論しているうちに、こちらの要望をきちんと説明し損ない、要望に対する回答をきちんと引き出さすことなく、気がついたら次の議題に移っていることが多いらしい。「しまった!」と思ったときには会議は終わっていて、あとで職員に「どうするんですか?」と問われれば、「まあ、いいや。何とかなる」と答えることが多いようだ。

 というわけで、一度学部長にしっかり意見をしておかなければいけないのである。
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2005年10月31日

人事確定・・・

 難航していた人事もようやく確定したようだ。来月になったら、少し詳しい話が書けるかもしれない。といっても、明日すぐというわけではなく、中旬頃になるのだが・・・。
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根回しと非OB職員

 昼に用事を終えて、とっとと大学を出ようと思ったのだが、研究室でメールをチェックしたら、事務職員から「お願いがあります」とメールが入っていた。用事を片付ける前に、事務所に顔を出して彼と二言三言話をしたのだが、退室したあと、何か用事を思い出したらしい。

 面倒な話でなければよいがと思っていたが、今週末の会議に関する根回しだった。教室改善の要望を彼の部署からも出しているのだが、教員サイドからも出して欲しいという話で、問題はない。

 彼はその部署の主任で、そこの課長も大学の教学改善に真剣に取り組んでいる。われわれ教員と協力して、改革に取り組める職員だ。少なくともわれわれはそう認識している。

 どちらも非OB職員というところが、何ともうちの大学らしい。
 
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長老会議

 先週のある日の昼休み、前学科長を探していたのだが、前学部長の研究室にいることがわかった。それで前学部長の研究室を覗いてみたら、前学科長だけでなく、他に年配の教員が3人ほどソファに座っていた。前学科長との話はすぐに済んだのだが、そのままコーヒーごちそうになって、話の輪に加わっていたら、学部長が入ってきた。

 「おっ、長老会議のメンバーになったのか?」

 ならない、ならない。

 それはともかく、彼らはここでいろいろ戦略を練っているんだな。いろいろおもしろい学内情報が聞けそうだが、巻き込まれると面倒なので、今後は近寄らないようにする。
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2005年10月23日

牡蠣フライ

 何だか急に牡蠣フライが食べたくなって、トンカツ屋に寄って帰ってきた。どうして牡蠣フライを食べたくなったかというと、今朝、こちらの日記を読んだからだ。

 去年の今頃、モールスキンで検索していたら、たどり着き、過去の日記を全部読み、それから毎日読んでいる。大久保先生の「フィールドノート」は、細やかな日常観察日記であり、膨大な量の読書日記でもあり、ややミーハー的なテレビ・ドラマ時評でもあり、同じものをつい食べたくなるすぐれた食事エッセイでもあり、要するに、毎日読みたくなる、読まなければその日が始まらない(あるいは終わらない)エッセイである。

 どれもがおもしろいのだが、どれか1つだけあげろと言われれば、私は2005年3月29日(火)の日記をあげる。もっともこの選択が大久保先生のお気に召すかどうかは知らない。
posted by Prof.T at 20:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 業界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月15日

昨日、中華で・・・(1)

 いつも混んでいる中華料理屋だが、昨日はたまたま3つあるうちの円卓が1つ空いていた。奥には中年親父が数人、料理をつまんでいる。

 ビール、紹興酒を飲み、料理を食べながら、あれやこれや教育談義を交わしていると、奥の円卓から「高大連携」なる用語が聞こえてきた!

 やっぱり同業者だったのだな。やっぱりというのは、彼ら、みなノーネクタイのカジュアルな格好で、スーツ着用者が1人もいなかったからだ。近くに大学があるので、あそこの教員かもしれないし、あるいは研究会に集まった同業者なのかもしれない。

 思いがけず「高大連携」なる専門用語を聞いて、みなびっくりし、思わず顔を見合わせたのはおかしかった。
posted by Prof.T at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 業界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月29日

副賞の行方

 表彰制度には副賞があり、いくばくかのお金がもらえるらしい。どのくらいもらえるのかは知らない。

 5万円だったら、冬の海外逃亡資金か。正月明けならバンコク往復航空券が買えるか・・・。
 10万円だったら、海外のスマートフォンを買ってPDAとして活用しよう。
 20万円だったら、モバイルPCを買う。
 30万円だったら、スマートフォンとモバイルPC。
 50万円だったら、・・・まあ、あり得ない。
 100万だったら、・・・絶対あり得ない。

 夢(想)は広がるばかりだが、いくらにしても、私の懐にはいるわけではない・・・。使途は決まっているのだ。

 7月25日に高大連携プログラムについて、高校側と懇親会を行った。主催は高校側で、会費は校長の交際費から支払われた。次回、学部側が彼らを招待するかたちで、懇親会を開かなければならない。しかし、学部長には交際費がない。どのようにして費用を捻出するか・・・。学部長にひらめいたのが、この表彰制度の副賞獲得である。

 仮に表彰されて、いくばくかのお金がもらえたとしても、高大連携プログラムの推進というかたちで大学に還元される。われわれの仕事も増える。

 というわけで、喜んでいいのかどうかよくわからないのだが、賞罰欄に記載する事項ができたということで良しとしよう。まあ、実際に表彰されればの話ではあるが・・・。
  
 
posted by Prof.T at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 業界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

週末気分で・・・

 明日は会議が3つあるが、それでも気楽なのは、委員長を務める委員会がないからである。資料づくりをしなくてもいいし、意見をまとめる必要もない。とりあえず座っていればよいし、とくに発言をする気もない。まあ、昨日、学部長に言われたので、教授会では授業改善に関して一言発言しなければならないのだが・・・。

 教授会のあとに、学部長、学科長らが出席しなければならない別の会議が入っているから教授会もそれほど延びるはずはない。私はその会議の終了を待って、別の会議に出席しなければならないが、遅い時間でお腹を空かしている(一部は飲みたくして仕方がない)から早めに終わるはずだ。

 というわけで、すでにのんびり週末気分でいる。
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昨日の昼休みの件

 昨日の昼休み、前学科長が研究室に来たことを書いた。どうも学部長に頼まれたらしい。学長が導入したい授業改善の方策をとりあえず導入し、それとバーターで学部の教学環境向上を図りたいというのが学部長の意向だから、あまり強い反対意見を言わないように、ということだった。もちろん、それは理解している。了解しましたと返事をしたところで、学部長から電話。今度は同じことを学部長から言われる。

 「君の言うことは理解できるが、学長の改革のいくつかには賛成しているので、理解してもらいたい。」

 もちろん、それは構わない。しかし、教員個々の努力ではできないことがある。いくら授業を改善せよと言っても、それだけでは授業は改善しない。授業改善のための組織的努力をするべきだ、と持論を述べる。すると、「それはいい。その考えに賛成だ。」と言う。

 「それでは、その意見を教授会で述べてくれ。」

 教授会で出た意見ということで、学長、他学部長らとの会議で伝えやすいということらしいのだが、藪蛇だったか・・・。
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2005年09月27日

ある先輩の話

 昨日の指導教授を囲む研究会が終わったあとの懇親会。ちょっと電話しなければいけなかったので、遅れて店に入った。空いているのは、奥の席だけなので、そこに座る。手前側に、後輩とある先輩が座るが、店員とやりとりしやすいのは、この先輩の席。必然的に彼が注文をとる役割を務める。いや、人がいいから、率先してそこに座ったのだろう。

 この先輩、私とほとんど年は違わないが、まだ専任ではない。いくつかの大学で非常勤講師をしているだけである。

 超有名国立大附属高校出身で、頭はいい。英語は読むだけでなく、話す方も問題ない。専門についての知識も豊富だ。研究会で細かい質問をしても、すぐに答えが返ってくる。しかし、就職できていない。なぜか?

 答えは簡単で、論文を書いていないからだ。彼の年なら、20本は欲しい。そのくらいあれば、まとめて単著にすることもできる。しかし、実際に書いたのは、10本程度か。留学をする機会も逸してしまった。書かないから博士号も取れていない。

 穏和で、人柄もいい、真面目に勉強している、しかし、論文を書かなければ、研究者としてやっていくことはできない。
posted by Prof.T at 12:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 業界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月25日

教授会を巡って

 昨日の合宿からの帰りのバスでは、理系の大学に勤める研究者仲間と並んで座った。彼女は私同様社会科学系の研究者だから、その大学では教養科目担当ということになる。話題は研究、教育、大学事情が中心となる。うちの大学もいろいろ面倒だが、彼女も苦労が絶えないようだ。

 途中で話が通じないことがあった。教授会の話になったときだ。助教授である彼女は教授会に出ないという。会議が1つ少ないのはいいなと思ったものの、専任教員で構成される会議がないはずはない。実際、彼女の大学でもあるのだが、それは教授総会というらしい。うちにはそのような名称の会議はない。私の大学の場合、専任教員が出席するのは教授会、教授だけが出席するのは専任教授会という。

 教授総会、教授会と名称は異なっても、面倒な会議であること、それを巡って愚痴が出るのは同じだった。
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2005年09月20日

絞り込み

 専門家でない教員が専門家を審査する矛盾は存在するが、公募なので仕方がない。審査を進めなければならない。

 応募された書類は厳重に管理され、まず事務方によって応募者の一覧表がつくられる。氏名、年齢、最終学歴、現職、学位、業績(単著、共著、学会発表)、推薦状の有無などが一目で見渡せる一覧表である。

 この一覧表をもとに絞り込みがされる。まず応募条件を満たしているかを審査する。35歳以下という条件があるのに、50歳で応募してきたらやはり通らない。1人しか採用しないのに、20人、30人、多い場合には50人も応募してくるのだから、まずは形式的な要件で絞り込んでいくのが手っ取り早い方法だ。

 年齢の割に業績が少ない場合も早い段階で切り捨てられる。分野によって異なるだろうが、1年に1本は論文を書いておきたい。推薦状がどの程度考慮されるかはケースバイケースだろうが、ないよりはあった方が残る可能性は高い。さらにその分野で指導的な学者の推薦状であれば、その応募者はとりあえず残しておこうということにもなろう。

 いずれにしてもかなり早い段階で数人程度に絞られるはずだ。実質的な審査はここから始まる。
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2005年09月19日

教養科目の場合は・・・

 教養科目の担当者を選ぶ場合はもっと大変だ。たとえば社会学の担当者を公募で決めるとして、審査員は他の教養科目の担当者が選ばれるだろうから、経済学や哲学の教員が審査に当たることになるだろう。理系の単科大学の場合には、文系だからというだけで文学や語学の教員が駆り出されることがあるかもしれない。知り合いが応募した看護系短期大学の哲学担当教員の審査など、いったい誰が行ったのだろうか。

 このような場合、果たして何を基準に審査するのだろうか。
posted by Prof.T at 21:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 業界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

選ぶ方も大変だ・・・

 公募は応募する方も大変だが、選ぶ方も大変だ。専門家ではない研究者が専門家を選ぶという矛盾が生じるからである。

 専門科目の募集について考えてみよう。その学部の基幹科目で複数講座制の科目の場合、たとえば法学部における憲法だとか、経済学部におけるマクロ経済学、経営学部における会計学といった科目で新たに教員募集をする場合、審査する教員選びに苦労はしない。すでにいる憲法、マクロ経済学、会計学の教員が審査員になればいいからである。もちろん彼らだけで、審査員すべてをまかなうことはできなくて、近接科目の教員が審査員に加わることはあるだろうが、それほど問題ではないだろう。

 複数講座でない科目の場合は、大変だ。法学、経済学、経営学という広いカテゴリーに属するとしても狭い専門は異なる。狭い専門性を超えて、公募の審査に当たる必要が出てくる。それでも既存の科目ならばこれまでの経験で何とかなるかもしれない。

 学界の新しい傾向、新しい領域に対応して、科目を新設した場合は、もっと大変だ。学際的な色彩が強くなり、誰を審査員にするか問題になってくる。誰が審査員になっても、専門家ではない。何しろ新しい領域、新しい傾向で、専門に担当できる教員がいないから募集するのだ。しかし、審査はこれら専門外の教員が当たらなければならない。

 こうして専門家ではない教員が専門家を審査するという矛盾した状況が生まれるのである。
posted by Prof.T at 15:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 業界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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