2005年12月24日

海外逃亡・・・

 毎年、この時期は海外に逃亡していた。海外逃亡が私にとっての骨休めだ。去年はパリ、一昨年はバンコク、それ以前にはサンフランシスコ、ローマ、シンガポールなどに出かけていた。

 今年も海外逃亡を図ろうとしたが、授業終了のタイミングが悪く(22日に授業が終了、翌日から連休)、安い航空券を見つけられなかった。いろいろ手を尽くせば、見つけられたかもしれないが、その余裕もなかった。燃油サーチャージもかかるし、今年はドメスティックに生きることにしよう・・・。続きを読む
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2005年10月09日

ウサギの話

 先ほどのにんにくの記事で、にんにくを1個と書いたが、どうも1玉か1球というのが正しいようだ。「ようだ」と書いたのは、グーグルで検索してもはっきりわからず、『数え方の辞典』といったもので確認していないからだ。ひょっとしたら違っているかもしれない。1球(玉)のにんにくは数片から構成されている。にんにくの1かけらは片をつかって数えるらしい。ただし、これも辞典で確認していない。

 昔、ドイツ人の友人と話したときに、どういうわけか日本語の特徴の話しになった。日本語では単数形と複数形の区別は厳密ではないが、ものの数え方は複雑だという話をした。

 そこで持ち出したのがウサギの話。動物は、1頭、1匹を使うのが普通だが、ウサギの場合は鳥と同様に1羽と数える。仏教では四つ足動物を食することが禁じられていたので、ウサギを鳥にみなして食用を認めたためだと説明した。

 彼女は興味深く聞いていたが、ウサギの話だけは大いに受けて、「日本のウサギは羽が生えているんだね」と大笑いする。

 あまりに受けているので、「ここだけの話だが、実はそうなんだ。しかし、何でお前はそのことを知っているんだ?」と答えておいた。 

 
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2005年09月14日

Intercity車内で・・・

 10年以上前の話。ヨーロッパ内を知り合いとIntercityという列車で移動していたときのこと。観光シーズンということもあってか、車内は大混雑。コンパートメントタイプの列車だったが、満席。仕方なくわれわれは通路に立っていたが、他にも大勢が立っている。

 われわれの横には金髪の大男。多分、彼のであろう大きなスーツケースが、われわれの足元を窮屈にしている。

 連れの関西出身の男が、「なんや、エライでっかい荷物やなあ、ホンマ邪魔やっ!」と文句を言う。つられて、こちらも「本当に!」などと相づちを打つ。どのみちヨーロッパだ、日本語で文句を言っても、悪口を言ってもわかるはずはない。

 ある駅に着いたときである。横の金髪の大男も降りるらしい。スーツケースを持ち上げようとする。その時だ。

 「スミマセン、チョト、イイデスカ?」

 そう言って、彼はスーツケースを持ち上げて降りていった。

 ヒロシ先生のように海外で活躍する日本語教員が大勢いる現在ならば、日本語を理解する外国人もわれわれが恥をかいたときよりもはるかに増加しているに違いない。海外だから日本語が通じないと思って好き放題言っていると、とんだ恥をかくことがあるという教訓である。
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2005年09月11日

YOKOSO JAPAN

 飛行機が到着して、入管まで行く途中で、YOKOSO JAPANのキャッチフレーズを何度も見かける。ビジット・ジャパン・キャンペーンだ。 
本戦略は、日本人の海外旅行者が約1,600万人であるのに対して、我が国を訪れる外国人旅行者は、その3分の1以下である約500万人に過ぎないことから、その格差をできる限り早期に是正しようとするものです。

 このキャンペーンがどの程度効果を発揮しているのか知らないが、こと携帯電話に関しては海外から日本へ来る人々にとって不便は解消されていないように思える。海外で普段使っている携帯が使えないからだ。

 日本人のほとんどは、海外へ行くときに海外携帯をレンタルしていくのが当たり前だと思っているだろう。普段使っている携帯は、外国では使えないと思っている。しかし、こんなのは日本と韓国だけだ。それ以外の国では、基本的に普段使っている携帯をそのまま使うことができる。あるとすれば、周波数の問題だが、たいていの携帯は、いくつかの周波数に対応している。あとは海外ローミングサービスの契約をするだけだ。飛行機から降りて、携帯のスイッチを入れれば、自動的に他国の通信キャリアの電波をつかまえて、使用可能になる。イギリスからフランスに行っても、タイに行っても、ローミングサービスの契約をしていれば、普段使っている携帯が使用可能だ。ところが、日本の携帯ではそうはいかない。

 日本と他国でこのような違いが出てくるのは、第2世代携帯において、日本と韓国がPDC方式を採用し、その他のほとんどの国がGSM方式という異なる通信方式を採用したことによる。第3世代の携帯であれば、日本と他国との差はなくなってくる。事実、日本の第3世代携帯の中には海外ローミングサービス契約をするだけで、そのまま使える機種がある(ただし、高い!)。しかし、海外では第3世代への移行はもう少し時間がかかるから、不便ももう少し続くだろう。

 先進ITの象徴である携帯が、グローバリゼーションに乗り遅れているというのは、本当に皮肉だ。携帯で綺麗な写真が撮れたり、音楽が聴けるようになったり、道案内が可能になったり、財布として使用可能であったとしても、それが国内に留まっている限り、日本は携帯後進国だと考える。

 
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2005年09月10日

雑誌を立ち読み

 ファミレスでランチを食べたあと、近くの書店へ立ち寄る。小さな本屋(8月19日の記事参照)なのだが、雑誌は一通りそろっている。並んでいる雑誌を見ていたら、この雑誌、あの雑誌と、いつも立ち読みしていた雑誌と出合って、しばし立ち読み。

 アメリカの大きな書店には雑誌コーナーがあって、やはり立ち読みが可能(書店によってはコーヒーを飲みながら座って読むことも可能。中には床に座り込んで読んでいる者もいる)だが、大陸ヨーロッパだとこれが難しい。学術雑誌は書店で扱っているが、一般の雑誌は書店には置かれず、新聞スタンドで売っていることが多いからだ。これでは立ち読みができない。

 雑誌の立ち読みができる日本は、この点においては、私にとって居心地がいい。
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チップ

 海外、とくにアメリカで食事をしていると、チップが面倒だ。だいたい15-20%ぐらいが相場らしいが、食後のホッとしたところで、さていくらかと計算しなければいけない。

 チップはウェイター、ウェイトレスの貴重な収入源だ。店からの給料はかなり低く抑えられているらしく、一生懸命サービスして、チップをはずんでもらおうと頑張っている。一生懸命サービスをしてチップをはずんでもらうのはうれしいと、ウェイトレスの経験がある知り合いのアメリカ人から聞いたことがある。自身の経験から、彼女はチップは多めに置くことにしているそうだ。

 食事をサーブしたら、エンジョイ!と言い、食事中には満足できているか、聞きに来る。飲み放題のソフトドリンクのグラスが空になればすぐに「お代わりはどう?」なんて聞いてくる。旅慣れない日本人には、こういうことがいちいち鬱陶しいのだが、サービスが悪ければ、チップの額を減らせばいいから合理的と言えば合理的だ。

 日本では荷物を運んでくれるわけでもないビジネスホテルがサービス料を10%もとったりするし、ファミレスのウェイトレスがいつまでもお代わりのコーヒーを持ってきてくれず、挙げ句の果てに「他の人に頼んでください」なんて捨てぜりふを吐いたりする。こういうときには、一律のサービス料など廃止して、日本もチップのシステムを導入すべきだとつくづく思う。
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2005年09月03日

残暑見舞い

 知り合いの女性研究者から先日残暑見舞いのメールをもらった。9月に大好きだというイタリアに行くらしい。そろそろイタリアを満喫している頃だろうか。ブランド物をたくさん買いたいと書いてあった・・・。

 彼女はイギリスとアメリカに留学した経験を持つ。英語は堪能だから、イタリアでも困ることはないだろう。一緒に行く旦那さんも研究者とのことだが、海外経験はほとんどないらしい。成田離婚が頭をよぎっているらしく、気合いを入れまくってイタリアの予習に励んでいるらしい。

 そういう旦那を微笑ましく見守っているという内容で、全然残暑見舞いになっていないメールだった。
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海外へ飛び出す度胸

 旅行先や留学先でいろいろな日本人と知り合った。語学学校に通ったり、料理学校に通ったり、美術、音楽を学んだり、あるいはすでに通訳をしている、多様な人たちだ。現地の企業で働いている人ももちろんいる。

 私の限られた経験からすると、日本を飛び出して海外に生きることを選択する度胸を持つのは、女性の方だ。短大を出て普通にOLをしていたが、その生活に生き甲斐を見いだせないというパタンが多かった。場合によっては、日本へ帰らない覚悟も持っていた。

 今までの生活を捨てて、海外へ飛び出す度胸は男性にはなかなかないように思う。実際、海外の語学学校で知り合った男性は、企業派遣が圧倒的で、あとは院生がほとんどだった。海外にいるのは一時的で、時期が来れば日本へ帰ることが確定しているパタンだった。

 もちろん例外はあるし、私の限られた経験からする印象論だ。しかし、女子学生の方が積極的に海外へ出かける(外国(人)が怖いというのは圧倒的に男子学生だ)し、(その結果として)成田離婚を迫られるのは男性の方だ。女性の方が、海外へ飛び出す度胸(と好奇心)があるように思う。
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カメラ2

 海外の観光地で日本人は写真だけ撮っていて、ゆっくり見学しない、鑑賞しないという批判がかつてあった。

 ヨーロッパのある観光地で、その光景を実際に見たことがある。バスから降りて、みんな一斉にパチパチと写真を撮りはじめたが、3分もしないうちに、バスに乗ってすぐさまどこかへ移動していった。本当にあっという間だった。外国人には確かに異様に見えるだろうなと思った。

 おまけに全員が黒い髪(茶髪が流行る前の話だ)で、黒い目(カラーコンタクトなどなかった)だ。髪の毛の色も瞳の色も肌の色も異なる人たちからすれば、みんな同じに見えるのも無理はないだろうなとも思った。そこだけ黒い髪の集団で、目立つことは確かだ。

 写真を撮ってあっという間に移動するという行動は、スケジュールに縛られた観光旅行だっただから。15年ほど前のことだから、気軽に海外旅行へ行ける時代でもなかった(一生に一度という時代ではなくなってきてはいたが)。スケジュールも欲張りにできていただろう。

 それにしても、団体で移動してきて、写真を撮って、ガイドの指示に従って、すぐさま次の目的地へ向かう一糸乱れぬ団体行動は、外国人にはまねのできない行動形態だとも思った。まねしようとしてまねできるものではない。だからこそ、外国人の目には異様に映ったと思ったが、是非は別として、このような組織だった行動が戦後の経済発展を支えた一因だったのだろうかとも思ったものだった。
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カメラ

 一昔前まで、日本人と言えば、メガネとカメラというのが、外国人のステレオ・タイプ的イメージだった。今はどうだろう?

 一応今回もデジカメを持ってきていて、街歩きの際は持ち歩いているのだが、ほとんど撮っていない。日本で写真を撮る習慣を持っていないから、海外に来て急に写真を撮ろうとしても、何を撮っていいのかわからない。1人だから風景を撮るしかなく、だったら絵はがきでも買った方がよほど綺麗な写真が手に入る。そもそも普段写真を撮っていないから、いい写真が撮れない。

 以上の理由(他の理由は8月6日の記事参照)もあって、このブログには写真がない。
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2005年09月02日

海外恐怖症

 私はすきあらば海外逃亡を図ろうとしているが、他方でまったく海外に出ようとしない教員もいる。

 うちの大学は一定年数在籍すれば、在外研究の機会が与えられる。私はすでに1回消化したので、あと数年は次が来ない。ところが私の前に就職したのに、在外研究に出ていない教員がいる。子供の教育、親の介護等々、個人的な事情で海外に出ないわけではない。

 例えば、私より1年先に就職した同僚は独身で、介護の心配もない。在外研究に出ないばかりか、短期の海外調査にも出かけない。教員紹介によれば、アメリカを対象として実証的に研究しているようだが、資料収集に出かけることもなければ、アメリカの学会に参加することもない。察するに、海外恐怖症、外国人恐怖症のようで、そもそも海外に出て、外国人と接触するのを避けているようだ。彼は、国際という冠が付く科目を担当しているのだが、彼が教授する「国際」とは一体どのようなものなのだろう。
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2005年09月01日

娘にバッグ・・・

 何年か前に、ウェットタイプの同僚に海外ブランドのバッグを買ってきてほしいと頼まれたことがある。娘にせがまれたということらしい。とりあえず引き受けたのだが、後悔した。

 そもそも高級ブランドの店に入るのが嫌だ、苦手だ。ヨーロッパのブランドショップというのは、基本的に購入を前提に店内にはいる。ウィンドウショッピングを繰り返し、いよいよという段になってドアを押していくのである。ところがヨーロッパ外の観光客(代表的なのがアメリカ人と日本人)はそういうことに関係なく店に入って、勝手にさわったりする。勝手にさわるというのもヨーロッパのブランドショップでは御法度だった。だったと過去形で書いているのは、最近はそういう客が多くなって、店の方も見逃しているような感じがするからだ。いずれにしても普段入らないところに、自分の意志で入っていくのは苦痛である。

 同僚の娘からは雑誌の切り抜き記事を渡されていて、同じものを買ってきてほしいと直接頼まれたのだが、こういう買い物も実は困る。高級ブランドの製品は少量生産で、日本で紹介される頃は現地ではすでに売り切れていることが多いからだ。このときも指定された色は売り切れで、仕方がないので、色違いのモデルを買ったのだった。同僚の娘が満足するかどうかわからなかったが、どのみち金を出すのは同僚だからいいだろうと判断した。

 結構大きなバッグで持ち帰るのに難儀したことを思い出す。

 
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日常から離れて・・・

 日本を発って1週間。PCを持ってきているから、インターネットで日本のニュースもチェックしてはいるが、徐々に日本の事情に疎くなりつつある。

 日本にいると細々とした日々の情報に踊らされて過ごしている感があるが、海外ではそれがないのはいい。同僚や学生と顔を合わせる必要がない。日常から切り離される感覚がいい。ひょっとしたら、この感覚を求めて、海外に出るのかもしれない。

 もっとも今回は日本から持ってきた仕事があるから、あまり日常から切り離されてもまずい。まずは締切が近い仕事を1つ片づけてメールで送らなければ・・・。うっかり忘れるところだった。

 
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2005年08月29日

travelとtravail

 旅行に出れば、いろいろと骨を折る、苦労する。旅と苦労は一対だ。実際、travel(旅行)という単語はtravail(骨折り、苦労)に由来する。旅に出て骨折りや苦労がないとすれば、それは旅ではないということになる。

 考えてみれば、これまで何事もなく帰国した方が少ないかもしれない。PCを持って行ったのにACアダプタを忘れた(自分の責任)、財布とパスポートをすられた(不注意が原因)、ロストバゲッジにあった(航空会社の責任)・・・。あれ、こんなもの?だったらたいしたことないか。

 ロストバゲッジは日本に帰国時に起きたので問題はなかった。ただ飛行機を降りたら呼び出されて驚いた。身内に不幸があったかと思ったが、その時は本当に誰にも告げずに出た逃亡だからそんなはずはない。ロストバゲッジの知らせだった。ヨーロッパから飛行機を2回乗り換えて帰国したのだが、荷物の方はどういうわけか途中で乗り換えに失敗したらしく、私が帰国した時は北欧を旅行中だったようだ。

 必要な書類を書き、スーツケースの鍵を預けて(税関通過の際に開けられるらしい、開けられて困るようなものはなかった)、手荷物だけで家に帰った。翌日、スーツケースは、やや変形して家に届けられた。無償修理の案内が添えられてあった。

 
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2005年08月28日

時差ボケ

 海外旅行に行くと時差ボケで悩まされると聞いていたが、私は何が時差ボケなのかわからなかった。だいたい機内でぐっすり眠ることはできず、目的地に着いたらそこの時間に合わせて過ごすようにしていたからだと思う。昼間ついたら眠くても夜までがんばる(ちょっと大変)、夜着いたらすぐに寝る(これは問題ない)。とにかく最初に現地時間に合わせて寝ることが鍵だと思う。

 以前は、「時差ボケはないのか」と聞かれて、「普段からボケているから」と答えていたが、最近は「ほら、アレが」とか、「アレが、アレした」という会話が多くなってきているので、この返答が冗談に聞こえなくなってきてしまう恐れがある。それで「普段から生活が不規則なので」と答えることにした。
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2005年08月27日

到着

 国際線、国内線を乗り継いでようやく目的地に到着。先ほどホテルにチェックインしたところ。とりあえず当地には1週間ほど滞在する予定。
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2005年08月24日

ヨーロッパ統合を実感する

 1995年のシェンゲン協定によって、ヨーロッパ内(正確には協定国内)の出入国が簡素化された。協定国内の移動は自由になった。協定国内であれば国境を越えても国内同様に旅行ができる。日本からパリに入って、そこから飛行機でミュンヘンへ飛び、さらに鉄道でミラノに行く場合でも、パスポートコントロールは最初のパリで行われるだけだ。ヨーロッパ統合の進化と深化を実感できる。

 もちろんシェンゲン協定が結ばれて協定国内を自由に移動できるようになったというニュースを読めば、以上のことは行くことなしに理解できる。しかし、協定国内の移動は国内旅行と同じだから空港の免税店も必要がない、免税制度は廃止すべきだという議論が起こったこと、それに対し免税店と免税店従業員が「免税廃止反対」のポスターを掲げて反対運動を展開していたことなどは、行ってみないとなかなかわからない。
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国際社会を知る

 海外へ行くと、当然のことながら国際社会の現実を知ることになる。

 はじめて海外へ行ったのは89年だ。貧乏院生だったから、ヨーロッパへ行くのに探した格安航空券は大韓航空のもので、7月10日出発で20万6千円もした。ベルリンの壁はおよそ4ヶ月後に崩壊して、東西冷戦構造が崩壊するのだが、出発時にはそんなことは想像できなかった。当時大韓航空はソ連との関係からシベリア上空を飛行できなかったのだ。成田からソウルに飛んで、ソウルからアンカレジを経由(給油)して、アメリカ大陸を横断し、大西洋を渡り、ヨーロッパに入ったのだ。東西冷戦の現実を大韓航空の機内で実感した。

 成田を発って、ヨーロッパへ入るのに20時間くらいかかったのだろうか。今なら指定しない窓側の席を取って、青い空と白い雲を飽きもせずずっと眺めていたことを思い出す。
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2005年08月23日

自動改札機に挟まれて考えた

 バンコクの高架鉄道BTSは快適だ。車内は冷房が効いているし、音も静かだ。高架だから見晴らしもよい。超近代的なバンコクと発展途上のバンコクの両方が車内から見渡せる。

 ただし自動改札機は要注意だ。日本で導入されている自動改札機は、乗客が立ち止まらないようにするためだろうか、手前で切符を入れ、歩いていって、すでに取り出し口に出ている切符を取っていく。正しく切符が入れられれば、ドア部は開いて乗客が通るのを待っている。

 バンコクのBTSの自動改札機は日本のものと異なる。改札機の手前部分で切符を入れるとすぐに切符が出て来て、切符挿入口あたりに設置してあるドア部が開く。ところがこのドア部が乗客が通るのを待ってくれない。すぐに閉まってしまう。切符を取って、さあ通ろうとなどと思っていると、挟まれてしまう。切符を取ったら、素早くドア部を抜けなければいけない。おまけにこのドア部がまた強力で、挟まれると自力で抜け出せない場合もある。ドア部に挟まれて必死にもがいていて、哀れに思ったタイのおばさんに助けられた日本人は多いはずだ。少なくとも1人はいる。私だ。

 日本の自動改札機のドア部は前後に開き、それほど強力でないから、簡単に通り抜けられる。大きな駅では強行突破でキセルをしている乗客をかなり見かける。あれがバンコクのドア部のように左右に開き、なおかつ強力なものだったら強行突破は難しいだろう。

 日本の場合、ドア部を強力にするとけが人がかなり出ることが予想されること、またその場合の面倒(場合によっては裁判沙汰)を回避するために、わざと強力にせず、強行突破を可能にしていると聞いたことがある。本当だろうか。
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切符を買うときに考えた

 日本と海外では地下鉄の運賃体系も違う。日本のように距離に応じて運賃が異なるというのではない。短い路線だと均一料金が多いし、地下鉄網の発展している都市、たとえばロンドンだとゾーン制をとっている。ゾーンはほぼ同心円状に設定され、ゾーン内なら同一料金である。通過するゾーンが多くなれば、それに応じて運賃が上がる。慣れないとまごつくが、目的地のゾーンさえわかればいちいち運賃表を見る必要がないから楽だ。観光客であっても、慣れてくれば運賃表を見なくても切符を買える。観光名所がほとんどゾーン1内にあるからだが。それに対して、東京の地下鉄、JRなど、よく行く場所でない限り、切符を買うたびに運賃表を確認しなければいけない。これが結構面倒だ。Suicaとかを利用すればいいのだろうけれど。

 ロンドンの地下鉄で面白いのは、精算という概念がないことだ。とりあえず一番安い運賃の切符を買ってあとで精算しようとしてもダメである。精算ではなく、罰金となる。「切符は目的地まで買いましょう」は、ロンドンの地下鉄においてこそよく当てはまる。
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